3Dプリンター『FLASHFORGE Adventure3』を購入したのでテストしてみた

みのり みのり

「FLASHFORGE Adventure3」という3Dプリンターを購入したのでセットアップとテストプリントの過程を紹介してみました。FLASHFORGE Adventure3は家庭用と言われるサイズで、低価格ながら精度が良いとされる3Dプリンターです。

3Dプリンターを購入したのでテストしてみた

どうも、みのりです。
突然ですが私、3Dプリンタを購入しちゃいました。
3Dプリンタは2008年から徐々に個人向けの低価格なものが登場し始め勢いを伸ばしてきました。
低価格といっても企業向けと比較してという話で一般人が気軽に購入できるような値段ではなく、性能と値段のバランスもあまり取れていないというのが正直な印象でした。
しかし、ここ最近なって技術進歩や造形方式等も発達し本当に「安価」に3Dプリンタを入手できる時代が到来しました。

という背景もあるんですが、今回はただの衝動買いです。
「3Dプリンタが家にあったら便利なんじゃね?なんか未来感じてね?」なんていうとても浅はかな理由です。

セットアップをしよう

前置きはここまでにして、今回購入した3Dプリンタがこちら。


こんな箱でドカンと届いて…

いざ、開封!!!!


どーん!
電子レンジの横に置いたら違和感ねぇ!(笑
まぁ、前置きばかりでも仕方がないので早速使ってみましょう。


コンセントに刺して本体側面にある電源スイッチをパチンッ!
これで電源が入ります。簡単ですね。


起動しました。「ピロピロピロリン♪」といった電子音が鳴ります。何度も言いますが、電子レンジではありません。
起動後に言語、Wi-Fiの設定、PC側にFlashPrintというソフトを入れたら使い始めることが出来ます。
操作はタッチパネルで直感的に行えるのもナイスなポイントですね。
ちなみにWi-Fi環境が無くても印刷データはUSB、イーサネットケーブルでも転送できます。
よく印刷するものは本体ストレージにデータを保存していつでも簡単操作で印刷なんてこともできます。


付属のフィラメント(造形に使う細いプラスチック)を本体側面にセットし黄色矢印の部分に差し込み、タッチパネルで「フィラメント交換」をタップします。
すると自動でヘッドを加熱し、フィラメントを引き込んでくれます。これで準備は完了です。とても簡単ですね。

印刷してみた

では早速本体ストレージのプリセットデータを使って印刷してみます。
今回利用するプリセットデータは「縦20mm×横20mm×高さ10mm」の四角いモデルです。
これを選択し開始ボタンを押すとヘッドとテーブルの加熱が開始され、完了し次第印刷が始まります。
そして完了したものがコチラ。

若干写真がブレているのは大目に見てください。いい感じにできていると思います。
ちなみにこれの印刷に10分くらいかかりました。
小さいものでも結構時間がかかるんですね。

性能を説明するぜ!

今回購入したのは「FLASHFORGE」の「Adventure3」という3Dプリンタです。
チョーかっこよくないですか?インテリアとしても結構シャレオツかもしれません。
「あれ?3Dプリンタってこういう感じなの?」と思った方もいるかもしれません。もう一度言っておきますが電子レンジではありません。
恐らく3Dプリンタって調べてよく見るのはモータやらいろいろむき出しのこういうヤツですよね。

でもこういうタイプはほとんどが組み立て式で、うまく組み立てないとキレイに造形できなかったりそもそも動かなかったりします。
また、3Dプリンタのほとんどは溶かした細いプラスチックを幾重にも積み重ねて造形します。物質は基本的に熱すると膨張し、冷やすと収縮します。
そして3Dプリンタで使うABS樹脂は240度以上まで加熱して使います。室温が20度と考えた場合、240度のものが20度まで冷えるわけです。
それだけ温度差があるんだったら板状のモノを造形した場合は裏表の温度差で反るかもしれません。そんな感じに室温の影響を受けやすい(ハズ)と考え、今回は造形エリアがボディに覆われているタイプを選択しました。

造形エリアが覆われているタイプは他にもたくさんあるのですが、今回「Adventure3」を選んだ一番の理由は…
「オートキャリブレーション機能」が付いているという点です。
「オートキャリブレーション」とは自動で水平を出してくれる機能です。
3Dプリンタは先ほど説明したように熱した細いプラスチックを幾重にも積み重ねて造形します。
同じところを何度も何度もなぞって少しずつプラスチックを重ねていくわけです。
が、最初にうまく水平が出せていないと重ねていくうちにズレたり、そもそも最初からうまく床に張り付かなかったりと問題しかありません。
そしてこの水平出しが調べるとどうやらかなり面倒みたいなのです。

今回はとても浅はかな理由から3Dプリンタを購入しているので、届いて即使い始められるレベルの手軽さを求めていました。
そのため「オートキャリブレーション機能」は外せませんでした。
そして、値段と機能のバランスが最もとれていると思えたのが「Adventure3」なのです。
なので、家庭で手軽に始めたい場合には、オートキャリブレーション機能搭載モデルを購入すると良いと思います。

というわけで、興味がある人は試してみてはいかがでしょうか。
Amazonにはないので、購入したい方は公式サイトからチェックしてみてください。

今回は「購入したよ」という報告なのでこれくらいで終わっておきます。
次回からしっかりしたものを作っていこうと思います。

続きはコチラ

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