鍋の残ったスープを絶品ナポリタンに大変身!作り方をご紹介!

間楽面明 間楽面明

もしも鍋の残ったスープを捨てるなら、別の料理に変身させちゃいましょう!
別の料理にアレンジしたいと思うならナポリタンに大変身させてみませんか?
プロが作ったみたいなあの味が再現できるかも。

鍋の残ったスープは味の宝箱

海鮮鍋やキムチ鍋、色々な鍋がありますが、この残ったスープを最後に雑炊にする人や、捨ててしまう人もいるでしょう。
特に『野菜や肉、海鮮類のうまみ』が溶け出したスープは、他の料理に使うのであれば最高のうまみ調味料になります!

もしも捨ててしまうなら、絶品のナポリタンに変身させてしまいましょう!

鍋の残ったスープでナポリタンを作る方法

まずは使う材料から見ていきましょう

材料はこれ

  • パスタ – 200g
  • 鍋の残り汁 – 300ml
  • ケチャップ – 適量
  • オリーブオイル – 大さじ1杯
  • バジル – 少々
  • ブラックペッパー – 少々
  • ガーリックチップ – 少々
  • パセリ – お好みで

今回使うのはケチャップ。
トマトホール缶でも良かったのですが、家庭で簡単に出来る物の方が断然良いので、ケチャップを使います。

では早速調理。

パスタは普通に茹でて、ゆで時間短めに

パスタは普通に茹でて、ゆで時間短めに
パスタは普通に茹でます。
ゆで時間は短めにして、少し芯を残しておきましょう。
ゆで時間7分のパスタであれば5分ほどでOKです。

短くゆでるのは、この後の工程で伸びるのを防ぐため

一般家庭で料理をして、パスタが失敗となる大きな理由の一つで『茹ですぎ』という問題があります。
これは『パスタがおいしく食べられるゆで時間』にプラスして調理の蒸し、茹でがプラスされて伸びて失敗するのが大きな原因です。
今回の工程では、鍋の残り汁が入るので、この水分がパスタに行きわたり芯のない美味しいパスタに出来上がるのです。

炒めながら基本の風味付け

フライパンにオリーブオイルを敷いて、ガーリックチップを軽く炒めます。
火力に関しては、このパスタは終始中火。
温まったところに、パスタを投入してブラックペッパーを少し振りかけます。

この工程で、全体に調味料、油がいきわたる様にしておくことで味のムラが減ります。

鍋の残り汁・ケチャップを投入!

鍋の残り汁・ケチャップを投入!

思い切って、鍋の残り汁・ケチャップ・バジルをどばっと入れちゃってください。
手が間に合わない、という人は先にこの3つをまとめておいて、一気に入れるのでOKです!
鍋自体の味が薄いと思うのであれば、塩で最後に味を調えてください。

入れたらあとは、絶品ソースが絡むまで水気を飛ばして出来上がり!
最後に綺麗に盛り付けちゃいましょう!

鍋の具材も乗っけたい!というのであれば、具材も一緒に炒めて、ソースを絡める様にしておくことで、全体的にまとまりがある味に仕上がります。

鍋の残ったスープを絶品ナポリタンに大変身!作り方をご紹介!
今回は彩と香りを出す為に、オクラとパセリを乗せてあります。

おいしく仕上げるポイント

美味しく仕上げるポイントとしては

  • パスタのゆで時間
  • 鍋の具材も一緒に炒める

この2つが重要です。
具材を後のせにして、鍋の雰囲気を味わいたい、という場合は別々にした方が良いですが、『ナポリタンが食いたい』という人には、一緒に炒めて味をしみこませた方がおいしく出来上がります。
特に厚みのある鳥肉などは、鍋の汁を吸っているので、鍋の味とトマトの味がコラボていい味わいを出してくれます。

キムチ鍋とかでも作れる?

基本的にどの鍋でも問題なくこのパスタは絶品になる事を確認済みです。
カニ鍋なら、カニのエキスがおいしく絡みますし、キムチ鍋ならピリ辛のナポリタンが仕上がります。

ただし水炊き鍋のような味の薄い鍋ならコンソメで味を調える

基本的にどの鍋でも、野菜や肉、海鮮類のエキスが染み出しているのでおいしく作れるのですが、水炊き鍋のような味の薄い鍋の場合、薄いケチャップの味しかしない状態になりかねません。

その場合は、伝家の宝刀『コンソメ』大先生に味を作ってもらいましょう。
塩で味を調えずに、コンソメで味を調える事で、全体的にナポリタンとしての完成度を高めてくれるのです。

バジルなどの香り物は乾燥なら後入れ、生なら先入れ

今回のパスタの場合、特に『鍋』の香りが残るよりも、洋風の香りを前面に押し出したいと思う場合は、バジルなどの香りを出すハーブは必須です。

生バジルであれば、先に炒めながら入れて、香りを油につけてください。
乾燥バジルの場合は、スープを入れたタイミングで入れる事によって、香りがスープに溶け出します。

ケチャップはちょっと塩分が入っている

ケチャップの特徴としては、塩分が少し含まれている事です。
なので、パスタ全体の味を調える役割も担っています。

そのため、トマトホール缶を使う場合は最後に味を調えるのが必須です。
トマトホール缶であれば、トマトの甘味も溶け出すので、さらにおいしく仕上がります。

これをケチャップで再現しようと思ったら、少しだけ『みりん』をスープと一緒に入れてください。
入れ過ぎると一気にまずくなるので、今回はポイントとしてだけ記載しておきます。

作り方をおさらい

最後に、簡単に作り方をおさらいです。

  1. パスタはちょっと時間を短めに茹でる
  2. 『オリーブオイル』『ガーリックチップ』を軽く炒める
  3. 『ブラックペッパー』『パスタ』を入れてパスタに香りづけ
  4. 『ケチャップ』『残り汁』『バジル』を入れて、水気を飛ばす

まとめてしまえば超簡単に見えますね。
というか、料理にこなれている人であれば超簡単です。
作っている間に副菜ぐらい作れちゃいます。

残り汁がもったいないと思う人はぜひお試しあれ。

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