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ゲスの極み乙女。がプログレだった件

J.Stone J.Stone

様々な理由から世間で認知度が広まったロックバンド、ゲスの極み乙女。 今回はその独特な音楽性に、プログレファンが迫ってみたいと思います。

出典:https://matome.naver.jp/odai/2142400713896586401

ゲスの極み乙女。がプログレだった件

洋楽中心に聞くプログレファンの私ですが、邦楽バンドもチラホラとチェックしている日々です。
以前、チョロッと聴いてみた時は選曲的にそうも感じなかったのですが、
最近聞きなおしてみると、その音楽性はプログレだったことが判明。
一気に興味をそそられる形になりました。
それがこの曲です。

ね?面白いで曲しょう?

プログレッシブロックとは…

プログレッシブ・ロック(英: Progressive rock)は、1960年代後半のイギリスに現れたロックのジャンルの1つ。
実験的・前衛的なロックとして、それまでのシングル中心のロックから、より進歩的なアルバム思考のロックを目指した。
誕生以降、スタイルの発展、拡散・細分化が進んだ。しかし、当初の進歩的・前衛的なロック思考から、一部のクラシック音楽寄りな音楽性が、古典的で古色蒼然としていると見られ、70年代後半から衰退したとされている。
日本に於ける一般的な略称は「プログレ」。

ロックの表現方法が多様化する流れのなか、60年代後半にはそれまでのシングル用の曲作りから、アルバム思考で音楽作りをしたと考えるバンドが登場した。
ロックというジャンルにとらわれることなく、他ジャンルの影響を反映した、前衛的あるいは先進的(プログレッシブ)・実験的な音楽思考である。
クラシックやジャズなど、その音楽のアプローチや演奏法、スピリットを取り入れようとした。しかし軸足はあくまでロックの側にあり、progressiveという形容は「ロックとして」先進的であるという認識が正しい。

Wikipediaより引用

“ゲス極”をプログレたらしめる要素

ゲスの極み乙女。の音楽性に見られるプログレッシブロックな要素はいくつかあります。

まず、フリージャズ色の強さ。

即興的且つリズムにフィル(おかず)が非常に多い曲調、おまけに展開も凝り固まったような説明的な部分をあまり持ち合わせ居ません。

次に、変拍子やテンポチェンジ、転調の多様。

こちらもプログレと言われる音楽によくみられる傾向です。
リズムの図りにくさや、突然別の曲になったかのような展開はこれらの影響です。

最後に、歌詞のストーリー性

歌詞はどこかメルヘンで内向的、詩的な感じを醸し出し、妙なストーリー性や世界観を感じることも。
これもプログレという音楽に見られる傾向です。
本家ブリティッシュプログレも繊細かつ内向的、回りくどい詩的な歌詞が多くみられます。

また、作曲者本人も自らのスタイルを『ヒップホップ・プログレ・ロック』と説明しています。

以上の事から十分にプログレであると言えるでしょう。

“ゲス極”から感じる影響

彼らの音楽性からはプログレ色が感じられると言いましたが、具体的に上げていきましょう。

私が感じた彼らの影響元は主に70年代に流行した西洋系プログレ。
中でもフリージャズ色の強いイタリアン系、フレンチ系からの色を強く感じました。

まず、英国系ではYesやGentle Giant、Camel。
ここら辺のメロディの美しさや世界観はどこか似ている気がします。
あとはイタリア・フレンチ系のプログレ。
Magma、Ossana、I pooh等。
展開は割とマグマが近いかなーと初めて聞いたときに思いました。
Ash ra Tempelにも割と近い感じがするかも…。
ここからクラシック的な音楽性を取っ払い、代わりにオルタナ系の雰囲気で現代的にすれば――となるわけです。

本家プログレバンドも、80年代になると、その多彩な音楽の知識と音楽理論を用いて、
ポップスやポップスに近づけた曲で大ヒットを記録しており、
ある意味その延長線上にあるようなバンドとも言えるかもしれません。

最も、偶然に通った可能性は否定できませんが、ここら辺の時代のプログレを恐らくご本人が聞いているのは間違いないと思います。

もしも、まだ聞いていなかったり、
食わず嫌いをしているのであれば一度聞いてみると面白い発見があるかもしれません。
曲は多種多様で、雰囲気や世界観もそれぞれ違うので、いくつか聞いてみると自分に合うものが見つかるかもしれませんね。

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