「David Bowie」 おすすめ名曲ランキング・ベスト10

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デヴィッド・ボウイの名曲の数々をランキング形式でご紹介。併せてオススメのアルバムも紹介しています。

David Bowie ランキングBEST10

1月8日はデヴィッド・ボウイの誕生日。そして1月10日はデヴィッド・ボウイの命日です。
そんな誕生日と命日に合わせて、彼の残した素晴らしい楽曲をご紹介していきます。

『デヴィッド・ボウイとは…』
デヴィッド・ボウイは、イングランド出身のミュージシャン、シンガーソングライター、音楽プロデューサー、俳優。
グラムロックの先駆者として台頭し、ポピュラー音楽の分野で世界的名声を得る。役者の世界にも進出し、数々の受賞実績を持つマルチ・アーティストとして知られている。
1996年『ロックの殿堂』入り。1985年・2017年度『グラミー賞』受賞。NME誌選出『史上最も影響力のあるアーティスト』などを獲得。(引用:Wikipedia)


出典:https://variety.com/

男も女も見惚れる程のスタイルとルックスを持ち、優れた芸術性を示し、音楽やファッションに多大な影響を与えたカリスマ的存在である。
個人的に男が惚れるアーティストの5本指には入ると思っている程。正真正銘のイケメン。
アーティスト性と音楽性を同時に極めた真のアーティストとして非常に有名だが、一方で有名なわりに商業的な結果はズバ抜けてはいない。
ある種のマイナーメジャーという路線を貫いた先駆け的存在で、ニューウェイブやグラムロック、パンクロック、インディロック、エレクトロミュージック、更にはカルチャークラブやレディ・ガガのような奇抜なアイコンとなるアーティスティックな面での先駆者と言える存在。
ファンを失う事を恐れず、常に音楽性を変化させ続けただけでなく、積極的なコラボを行い、更にはジャンルや性別、人種、国籍の枠を超えた活躍を見せ、映画『戦場のメリークリスマス』などにも出演。
極度に変拍子的且つ超絶技巧系アーティストではないにも関わらず、彼のスタイルは真のプログレッシブ(先進的)と言っても差し支えない。
また、日本好きとしても有名で、一時期は日本に住んでいた程。

そんなデヴィッド・ボウイのオススメ楽曲をチェックしてみましょう!

1. The Man Who Sold The World

1970年「The Man Who Sold The World」から。
“世界を売った男”という邦題でシングル化されたこの曲は、ダークで妖艶な世界観を展開。
当時出始めたばかりのシンセサイザーを全面的に導入したアルバムにもなっている。
90年代にオルタナティブロックバンド「Nirvana」によってカバーされたことで再評価されただけでなく、今までボウイを知らなかった新世代にも広まるきっかけとなった。
またゲーム「Metal Gear Solid V: The Phantom Pain(MGS5:TPP)」のOPテーマにもカバー曲で使用され、再び世代を超えている。

2. Starman

1972年「The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars」から。
世はSF映画ブーム。ボウイは異星人をテーマにしたアルバムを作り、後にそれはジギー・スターダストという略称で名盤となる。
その中の1曲スターマンは空を見上げて異星人を思い浮かべている様子を歌っている。
後にデュラン・デュランやレッドホットチリペッパーズがカバーしている。
また、ゲーム『MOTHER』ではスターマンという宇宙人の敵キャラが登場するが、その世界観にもこのアルバムの影響を強く受けているような描写を受ける。

3. Let’s Dance

1983年「Let’s Dance」から。
ディスコやニューウェイブの影響を強く受けている。
後にギターヒーローとなる当時無名だったスティーヴィー・レイ・ヴォーンを起用したことで有名。
恐らくボウイで最も売れた曲ではないだろうか。

4. 1984

1974年「Diamond Dogs」から。
SF小説「1984年」をベースにコンセプトを作りあげたディストピア的作風を持つ。
評論家の評価は低いが、個人的にTOP3に入るほどの好きなアルバム及び楽曲である。

5. China Girl

1983年「Let’s Dance」から。
作曲者にパンクロッカーのイギー・ポップが共同作曲として参加している。
ポップでディスコ的な音楽風が時代にマッチし、高いシングルの売り上げを記録している。

6. Diamond Dogs

1974年「Diamond Dogs」から。
アルバムのタイトル曲ともいえる楽曲。
ディストピアという世界観が始まるにあたって無駄に明るい楽曲が、逆に狂気さすら思わせる。

7. Rebel Rebel

1974年「Diamond Dogs」から。
非常にパンク的エッセンスの強い楽曲。
シンプルなリフと歌詞が繰り返される構造は、ストーンズのSatisfactionに類似している。

8. Heroes

1974年「”Heroes”」から。
多くのアーティストにカバーされる程の名盤であり楽曲。
ギタリストにキングクリムゾンのロバート・フリップ、キーボーディストに元ロキシー・ミュージックのブライアン・イーノが参加しており、プログレ色も強い。
…というより、どちらかと言えばドイツ音楽の影響が強く、クラウトロックのカラーが前面に出されている。

9. Modern Love

1983年「Let’s Dance」から。
80年代カラーを強く感じるディスコ風の作風。
後追いでこれを聴いてケニー・ロギンスを想像した方は多いかもしれない。

10. Love Is Lost

2013年「The Next Day」から。
全体的にダークな世界観を展開する。
Heroesをより突き詰めたような世界観を持ちながらも、よりドラマティックに進化している。
また、アルバムジャケットはHeroesをコラージュしたような、はたまた一見手抜きのようなパソコンで打たれた無機質な文字だけという一風変わったデザインで一線を画している。

おまけ

ランクインはしていませんが、The Rolling Stonesのミック・ジャガーや、Queenのフレディ・マーキュリーとのコラボも有名です。

David Bowie Best10まとめ

オススメのアルバム

さて、今回はデヴィッド・ボウイの中でもオススメのアルバムを3枚ご紹介しておきます。

Diamond Dogs

個人的に一番好きなアルバム。退廃的なSF的世界観を持つ。
またこのアルバム全体の世界観やテーマは、後にゲーム「MGSV:TPP」に用いられ、劇中でもこのアルバムにちなんだ単語が多く登場する。

Diamond Dogs
詳細情報

ジャンル:アートロック
製作年:1974年

The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars

デヴィッド・ボウイで最も評価されたアルバムであり名盤中の名盤。
ジャンルを超えた決定的な作品でもあり、歌舞伎などのコンセプトも取り入れられた。

The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars
詳細情報

ジャンル:アートロック
製作年:1972年

The Man Who Sold the World

当時最先端だったシンセサイザーを全面的に取り入れたアルバム。
グラムロック色が強く、まだニューウェイブ的なジャンルを超えた活躍をする前の作品である。

The Man Who Sold the World
詳細情報

ジャンル:グラムロック
製作年:1970年

以上がモシナラがおすすめする楽曲及びアルバムでした。
デヴィッド・ボウイはアルバムごとに非常に好みが分かれるので、誰が作っても全く同じランキングになりづらいアーティストでもあります。
とにかくたくさんの世界観を作り上げているので、ぜひとも自分に合ったボウイの世界を見つけてみて欲しいです。

出典:https://electricliterature.com/

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