【Valheim】迷ったら骨組みから作れ!誰でも出来る本格的な家づくり

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Valheimというヴァイキングゲームでは家を作ることが出来ますが、このゲームの建築はちょっと癖があって難しい。そこで今回は骨組みから家の土台をしっかり作っていこうという建築方法についてご紹介します。

ねぇ、骨組みって意識してる?

お久しぶりです。
『Valheim』というヴァイキングになれるインディゲーが大ヒットしておりまして、今回はそちらのゲームの記事です。
このゲームは戦いで死んだヴァイキングが、ヴァルハラを目指すために煉獄的なところで試練を乗り越える的なゲームなのですが、ぶっちゃけサバイバル系のサンドボックスゲーです。

…で、このゲームは家を自分で作って住むのですが、この建築要素が結構リアルテイストというか凝っておりまして……ある程度現実の物理を理解していないと家が崩壊するという仕組みになっています。
ほとんどのゲームの建築では、柱がなくとも宙に浮こうとも家は崩れませんが、このゲームは無茶苦茶な作り方をすると家がぶっ壊れます。
というわけで今回は建築ゲー大好きな筆者が、骨組みから作る誰でもできる超かっちょいい建築の方法を伝授していきます。
それではどうぞ!

家を建ててみよう

まあ四の五の言っててもしょうがないので早速作っていきます。
使うのは序盤から使える木材の建材です。

必要なものは、「ハンマー」「鍬」「斧」、あと大量の木材ぐらいでしょう。
本気で作ろうとすると、下手したら3000本ぐらい使います。(1スタック50本なので…まあとんでもない数)
私のメイン拠点は多分5000本ぐらい作って巨大な家作ってます。森が消滅しました。

骨組みを作る

意識するのは「骨組み」です。
骨組みをしっかり作るのがほぼメインで、ここさえクリアできれば後は簡単です。
なので骨組みの作り方に特に注目してください。


まず建設予定地を更地にします。
鍬でひたすら整地。高さは自分のいる足元の高さが参照されるので、余り動き回らずに地面を慣らしていきます。


整地が終わったら、短い柱を地面に置きます。
それを中心として横向きの柱を貼り、伸ばしていきます。
大体3つ(3マス分)ぐらい繋げると耐久的に苦しくなってくるので、3つ区切りぐらいにするのがベスト。
(一応4つでもいけますが、その後の強度を考えるとあまりギリギリな設計は辞めた方が良い)


次に画像のように枠を作ります。
角はそれぞれ地面に伸びる支柱を短い柱で作ります。
これが骨組み1セットです。


そうしたら上のセットをもう1つ横に作ります。
これで家の土台が大きくなりました。
あとはお好みで面積を増やしてみましょう。

こういう形をしたものを、実際に家を建てる現場で見たことがある人は多いのではないでしょうか。
このように、まずは現実と同じように家を建てるサイズで土台を作るのです。


土台が決まったら床を貼ります。
床を先に貼ると、ここからの作業で柱が立てやすくなるので先に敷いています。


次に支柱を立てます。
1フロアの高さがコレで決まります。今回私は2マスで作りました。
天井が高い方が暮らしやすいので、本拠点にするなら最低3マス合った方が良いです。


お次は横の支柱を貼ります。
縦軸の支柱から横に伸ばし、箱型になるようにそれぞれの柱同士をつなげていきます。

ちなみに、2階建て以上が良い場合は、これを1セットとし、もう1セット上に重ねて作ります。


箱型になったら屋根用の支柱を貼ります。
その為に、屋根に登る梯子をかけましょう。


屋根の柱を作ります。
緩やかな屋根と急な屋根の2種類があります。
急な屋根は乗ると滑るので、屋根に登って遊びたいという人は緩やかにしたほうが良いです。
ちなみに私は屋根に登ってアタリを見回すようにしたかったので、本家では2階建てのゆるい屋根にしています。


屋根の軒の部分を作ります。
これを作らないと、雨で壁に貼ったたいまつが消えます。
軒下があったほうが色々拡張性が高いですし、より家らしくなるので作っておきましょう。
単純に屋根の柱を延長するだけです。

これで骨組みは完成となります。
あとはココから屋根、壁を貼っていきましょう。

家を仕上げる


まずは屋根を貼ります。
このゲームは屋根がないと家具の機能が使えなかったり、家が風化するので、屋根から作って雨風をしのぎましょう。


次に玄関を作ります。
適当に階段をつけるだけでも良いのですが、かっこよくないので玄関部分を作った方がそれっぽくなります。
土台を延長させる感じで1マス分ぐらい伸ばします。


あとは階段を取り付ければ玄関の完成です。


ドアを取り付けて壁を貼りました。
一気に家らしくなりました。
ドアは「門」というパーツを使うと、1.5マスなので使い勝手がよく見た目も良いです。
ドア枠は柱を使って囲んであげると、門っぽさが消えます。


窓を作ります。
壁の一部をくり抜き、柱パーツで囲んであげることで窓になります。
お好みで庇(ひさし)を付けてあげても良いかもしれませんが、ちょっと和風になるかもしれません。

ここまで出来れば家はもう使える状態です。
ここからは更に家をかっこよくしていくために内装を含めた装飾を施します。

家を装飾する


まず囲炉裏を作ってみましょう。多分北欧には囲炉裏はありませんが、ジャパニーズラムライとしては囲炉裏を作りたくなるものです。
床の中央1マスをくり抜きます。


次に短い壁(0.5マス分)を使い、囲みます。そうすることで床下が露出しなくなります。
また、焚火は地面にしか置けないので、地面を露出させることが重要なのです。


あとはここに焚火と調理器具を設置します。
これで囲炉裏は完成です。


あとはお好みで飾り付けをしてあげましょう。
椅子、カーペットなどを敷くと生活感が出ますね。


ただ、家の中で火を使うと煙が充満してしまいます。
なので屋根に近い部分の壁を撤去したり、煙突を作って煙を逃がしてあげましょう。


個人的には煙突は出窓タイプがオススメ。
普通に煙突を作ってしまうと雨水が家の中に入り、火が消えてしまうからです。
普通の長煙突が良い場合は、雨が入らないように内部構造を工夫する必要があります。


煙が嫌な人は軒下に調理場を作るのがベスト。
但し、嵐で横雨が吹き付けると火が消える点だけは注意。



あとは作業台などの家具を設置したり、お好みの装飾をしていきます。
収納は小さい床材や短い柱を重ねることで段々にすることもできます。収納関係はまた今度解説しましょう。


外に船着き場も作ります。

完成!


最後にたいまつや看板を取り付けて完成!
骨組みから立派な家ができました。

建築Q&A

Q.建築間違えたんだけど壊したら材料はどうなるの?
A.全部帰ってきます。失敗は気にせず、失敗したら取り壊しましょう。

Q.作業台をどうやってきれいに配置するの?
A.家の建築で使う作業台は範囲指定の為に置き、実際に使う作業台は後から室内に配置します。家が大きいほど作業台は複数置きますが、建設中はとりあえず適当に置いて、あとから家全体が範囲に入るように置きなおしを行います。

Q.何で煙を逃がすの?
A.煙を吸うとダメージを食らうので、外に排出してあげる必要があります。

Q.壁の装飾が少ないんだけど
A.最序盤は作れない為、プレイを進めていくことで作れるようになります。

Q.新築なのに建物が劣化してるんだけど…
A.屋根を取り付ける前の部分にダメージが入っていると思われます。家が完成したら最後に全体を修理してあげましょう。

Q.家ってどれぐらいのサイズが良いの?
A.個人的にはデカい方が住みやすいです。収納が沢山作れるので。12×12ぐらいでも良いかもしれません。もちろん、作る材料も増えますので増改築しながらでも良いとは思います。

Q.家が寒いって言われるんだけど
A.家が広すぎると焚火の熱が届きません。休憩エリアと作業エリアを分けて内装を考えるのが望ましいでしょう。

Q.トイレってないの?
A.トイレという家具はないので、トイレっぽい建物を外に作れば演出は可能です。

Q.木材でタワーが作りたいんだけど
A.木材の強度では高さに限界があり、途中で壊れます。2回建てぐらいが目安と言えます。支柱を相当な数入れればタワーが作れるかもしれませんが…。

Q.家が水没したんだけど
A.海岸に近すぎて嵐で海水が上がってきてるのだと思います。海岸から離れるか、堤防を作るかしましょう。

今回は以上です。
まずは骨組みをしっかりと組み、その上で壁などを貼っていきましょう。

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小泉 隆(著)
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Valheim/Iron Gate AB

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