【Deep Rock Galactic】FPS採掘＆シューター、ドワーフの炭鉱夫を操る斬新なSFアクションゲームが登場！

2018/04/28

J.Stone

今回は、2018年2月末にアーリー版として発売された「Deep Rock Galactic」をご紹介していこう。
宇宙時代にドワーフ炭鉱夫が危険な惑星の地下に潜って鉱物を回収するという独特すぎる世界観と、FPS+採掘という今までなかったゲーム性が魅力である。

ドワーフ炭鉱夫によるFPS採掘＆シューターゲーム

『Deep Rock Galactic』は、2018年2月末にアーリーアクセスとして登場したFPS採掘＆シューターゲーム。
宇宙時代に、どこかの炭鉱会社に勤めるドワーフたちが、惑星の鉱物を集める為に地下深くまで潜って、
原生生物を撃退しながら、ノルマをクリアして惑星から脱出する…という、あまりにも独特な世界観を持つ。

だが、ドワーフが会社員で、宇宙で炭鉱夫という奇妙すぎる設定とは裏腹に、非常に強い中毒性を持ち、
脱出の事を考えながら地下深くの鉱物を回収し生還するというスリリングな展開とゲームシステムは他のシューター系ゲームとは一線を画している。

開発はGhost Ship Gamesが行っており、インディーズ系ゲームながらも、非常にクオリティが高い。
内容としては、ハクスラFPSシューターである『Borderlands』シリーズと、宇宙開拓ゲーム『アストロニーア』を合わせたようなゲームデザインだ。
また、退路を考えながら地下深くを掘り進めるのはどこか『マインクラフト』にも近い。

Deep Rock Galacticのシンプル故に深いゲーム性

Deep Rock GalacticはCo-opを前提としたPvEゲームである。
ソロでももちろんプレイ可能だが、野良ないしはフレンドと一緒にプレイすることで、その攻略性は増す。
地下鉱山は非常に複雑に入り組んでおり、協力プレイすることで手分けして資源を探索したり、ピンチの時に助け合ったりできる。

また、Deep Rock Galacticのゲーム性は非常にシンプルながら奥が深い。

①ノルマである鉱物を採掘・回収
②襲ってくる敵を銃などの武器で倒す
③そして脱出する
④回収した素材はそのまま経験値や給料となる

基本的にはこの4つの流れですべてが成立する。
一見単純層ではあるが、非常にこれが奥が深い。
地下で使ったツールや弾薬などは、とある地下鉱石を消費して救援物資を呼ぶことでしか回復できないため、どこでどのツールをどれぐらいの量使用するのか…等といった戦略性もあるのだ。
そして、それぞれ個性的な能力を持つキャラクターの選択によって、どう攻略すべきかといった方針が変化していくのだ。

Deep Rock Galacticの個性豊かなキャラクター

Deep Rock Galacticを面白くさせる要因として個性的なキャラクターの存在がある。
採掘に特化したキャラや、前衛に立って敵を撃退するキャラ、グラップリングフックで自由自在に飛び回りながら探索するキャラ、足場を生成するキャラなど…それぞれが独自の役割を持っており、それらを組み合わせることで攻略性が増していく。

例えば、足場を生成するキャラとグラップリングフックキャラで高所の鉱物を素早く回収したり、採掘特化キャラがひたすら採掘をする間に前衛キャラがガンガン進んで敵を倒して偵察する…といった戦法も可能。
Deep Rock Galacticはその攻略スタイルによって無限の可能性を秘めているといってもよいだろう。

多彩なエネミー

このゲームの敵はクモ型のエイリアンである。
まるで映画「スターシップトゥルーパーズ」のような感覚である。

それらエイリアンにも多彩な種類があり、大小様々なクモや、酸を吐くもの、飛行するもの、自爆型、死後周辺に毒ガスをまき散らすもの、炎弾を吐き出すボス型など、その対処法も様々。
基本的には銃で撃退すればよいのだが、中には弱点があったり、閉所で倒すと危険であったりと倒す場所も考えさせられる。
敵を倒すだけという枠にとどまっていないところがまた奥の深さを感じるのだ。

また、本ゲームには、HPとシールド値が存在し、時間経過でシールドが回復する。
HPはレッドシュガーという鉱石を取ることでしか回復できないので、下手に突っ込んだりできない設計にもなっている。
これがより緊張感を増しており、死なずに生還する達成感があるのだ。
（ボーダーランズをプレイした経験があるならば、直感的にシステムが理解できるだろう）

こんな人にオススメ！ドワーフの炭鉱夫を操る斬新なSFアクションゲーム

独特な世界観と中毒性が魅力のDeep Rock Galactic。
インディゲームであり、現在アーリーアクセスの為、ボリュームの割に非常にお買い得となっている。
また、PC/XBOXとクロスプラットフォームとなっており、環境に捕らわれない設計となっている。
内容もカートゥーン調の、所謂ジョークが効いた感じに仕上がっており、ちょっとしたセリフや無線会話が面白い。

こんな方には特にオススメ！