Starbound が重い場合にチェックしたい事

2019/05/17

J.Stone

Starboundが重い場合に試したい対処法や軽量化MODをご紹介。

Starboundが重い時

今回はインディタイトルであるサンドボックス系ゲーム「Starbound」が重い時の対処法をご紹介していきます。
日本語版がない事もあり、あまり情報が出回っていなかったのでコチラで記載していきたいと思います。

まず、重くなっている原因のいくつかを筆者及び海外フォーラムで検証した結果があるので、そちらをまとめてご紹介。

NVIDIAの設定
垂直同期設定
グラフィック設定
クエストの受注数
仮想メモリ不足
Pixel Printerの連続使用

これらが主な原因となります。
では、次から対処法をまとめていきましょう。

NVIDIAの設定について

NVIDIAのGeForce系GPUを使用している場合に発生します。

まず、NVIDIAのコントロールパネルを開く。
次に、プログラム設定にStarboundを追加。
スレッドした最適化をオフ

また、GeForce Experienceで最適化がされていると不具合が起こる事があるので、最適化は基本的にオフにしておきましょう。

垂直同期設定について

NVIDIAのGeForce系GPUを使用している場合に発生します。

Starbound\storageフォルダを開く
starbound.config をテキストエディタで開く
“vsync” : の項目をfalseからtrueに変更。（反対の場合もあり）

垂直同期をオフにすると、FPSがディスプレイのHz数に合わせられなくなるので、FPSが向上しますが、その分処理を食います。
この手のドット系のゲームは、高FPSにするメリットはないので、基本的にオンにして処理を軽減すると良いでしょう。

グラフィック設定について

グラフィック設定の拡大率を増やすと、読み込み範囲が減るので高速化できます。
但し、あまりにも拡大すると見辛いので、3倍ぐらいが無難ではないでしょうか。

クエストの受注数について

これは効果絶大。
クエストを受け過ぎると、全てのクエストに対してスクリプトが走るようです。
よって、自分の拠点としている母星ぐらいに留め、他の星系でのクエストはすぐ取り掛かるモノだけを受けましょう。
ちなみに、クエストを100個ぐらい受けると、FPSが半分以下になり、まともなプレイができなくなります。

仮想メモリ不足について

StarboundはどうやらRAMやVRAMよりも先に、仮想メモリから優先的に使う設定になっているようで、このせいでクラッシュが多発するようです。
対処法としては、一時的に仮想メモリを増やす事。
仮想メモリを使い切ると、最悪システムごと落ちますので、割と面倒な仕様となっています。

Pixel Printerの連続使用について

古くからあるバグのようです。
家具を生成できるPixel Printerですが、開く度に登録されている家具を全てメモリキャッシュするようです。
更に、そのキャッシュは開く度に蓄積される仕様であり、建築中に使い続けていると、上記の仮想メモリの仕様も相まって、PCごとクラッシュします。
対処法は、Pixel Printerを何回か使ったら、または建築をした後は一度クライアントを落としてキャッシュクリアをすることをおすすめします。
尚、サブディスプレイなどに処理を監視するメーターや、タスクマネージャーを展開しておくと、どれだけ処理を食っているかわかりやすくなります。