インスタントグリルを使ってバーベキューをしたレビュー

インスタントグリルを使ってバーベキューをしたレビュー

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最近外出自粛などがあり、庭で手軽にバーベキューでもして気を紛らわせたいな。と思ったので、インスタントグリルを実際に使ってバーベキューをしてみました。実際に使った使用感と、いい点悪い点をちゃんとレビューしていきます。

インスタントグリルとは?

そもそもインスタントグリルを知らない人向けの項目です。

インスタントグリルは『炭、着火剤、網、グリル(コンロ)、スタンド』がセットになった商品です。
安価で手軽にバーベキューを楽しむことができ、掃除などの手間もかなり少ない便利グッズですね。

値段としても執筆時調べで300円~500円程度のものが多く、しっかりしたタイプでも2000円程度が主流でした。

富士見産業 インスタントグリル 簡単 グリル OF-BEG500
詳細情報

参考価格:437¥(執筆時調べ)
サイズ(約):幅27×奥行22×高さ5cm
材質:本体/アルミニウムはく 網、スタンド/スチール 燃料/木炭粉 着火紙/パルプ

DAISOのインスタントグリルを使ってみた

インスタントグリル
今回使ってみたのはこちらのDAISOのインスタントグリルです。
半年ほど前に、何気なく買い物をしていたときに見つけていたのですが、完全に忘れていました。
外出自粛などの状態になり、ふと思い出したため買って使ってみた次第です。

大は小を兼ねる、ということで今回は4~5人用のコンロを使ってバーベキューをしてみます。

使う条件と環境

炭火は高温になり、ガスコンロと違い鎮火に時間を要します。
そのため、安全確保ができるようにバケツに水を用意するなどの基本装備を揃えましょう。

また、机の上での直接使用は禁止されています。
レンガやブロックなどを机の上に置くか、直接地面の上において使用してください。

ちなみに私は、バーベキューグリルが汚れないならアリということで、グリルの上にグリルを置くといった形で対処しました。

安全確保

乾燥した草花が周囲にある場合は、事前に水撒きなどをし、火の粉が飛んでも着火しない工夫が必要です。
また、マンションのバルコニーなどでの使用は火種が飛ぶなどの危険がありますので、管理会社に確認の上使用してください。

手軽にできる分、簡単に火事にならないような工夫も忘れずに行いたいものですね。

着火は比較的簡単

さて、前置きが長くなりましたが本題です。
火をおこすための着火は超簡単。

チャッカマンなどを使えば、かなり楽に火が点けられます。
着火剤を兼ねた袋の中に、炭が入っているため、袋に直接火を付けるだけと簡単でした。
網が固定されているため、着火剤を取り出すことは出来ません。
そのため、使い捨てライターのような手元に火が来るタイプだとつけるのは危険が伴いオススメは出来ません。

着火後、多少風がある中でも、15分ほど火が上がっていました。
環境としては扇風機の中速の風が常に当たっているぐらいの状態です。
※周囲の安全が確保できない場合は、風がある中での使用はやめましょう。

火の具合は値段相応の実力

肉を焼いてる画像
炭を使う機会は、日常生活でバーベキューなどになれている人とそうでない人に別れますので、それぞれ向けにレビューを分けます。

炭火に慣れていない人

火力はホットプレートぐらいのイメージです。
パチパチと火がハネることがあるので、穴が空いても良い長袖の服を着用して使うことをオススメします。
着火剤の火が消えて30分あたりが火力のピークなので、強火で焼きたいお肉などは、それぐらいの時間に焼きましょう。

炭火に慣れている人

備長炭と比べるとかなり火力が弱く感じます。
炭との距離が近いため、全体の火力調整が難しいのも難点。
大きめサイズ4~5人用を使う場合は、着火剤の袋が2つはいっており、大まかに炭が左右に配置されます。
そのため、風があると火力の偏りがひどく、中心から風下に向けて火力が高くなります。
横穴からの風が入ってきますが、ほとんど網の隙間から風が入っているため、うちわなどでの火力調整には向いていません。

40分あたりから表面に灰が多くつくものの、直接叩くのは串などを網の隙間から入れて叩く必要があります。

コーンを焼いた図
1時間ぐらい楽しんだ後、最後にコーンを焼いてみましたが、醤油を表面においたの焦げやすい状態でもツルツルテカテカで水分がゆっくり飛ぶといった状態になっていました。
少し灰を落としてみましたが、全体的な火力の復活は期待できそうにありません。

火力が欲しい場合は、インスタントグリルは向いていませんので、ホームセンターなどで普通に炭とグリルと火消し壷を買ってきましょう。

鎮火などの時間

環境の風などの条件によって違いますが、大体1時間~1時間半ほどで表面の火は消えると思います。
炭の中で燻っている場合もありますので、ある程度時間をおいたとしても、必ず水を掛ける必要があります。

普段からバーベキューに慣れている人は火消し壷などを持っている人もいるでしょうが、網が固定されているため炭を取り出せず、火消し壷は使えません。

水を掛ける際に細心の注意を

炭の温度は300~600度ほどになっている事もありますので、少量の水を掛けると一気に蒸発して、水蒸気で火傷してしまうことがあります。
そのため、必ず少し離れたところからホースやバケツなどで 大量の水を一気にかける ようにしてください。
バケツで水をかける場合は、 1度で火が消えないことがありますので、3回ほどかけると良い でしょう。

楽しいバーベキューの後、火傷をしてしまった。では台無しです。
十分注意して、消火に当たってください。

後処理はものすごく楽

地域によって違いますが、アルミホイルなどを燃えるゴミに捨てて良い地域の場合は、鎮火した後そのままゴミに捨てられます。

安全のため、水に 最低でも10分は浸してから袋に捨てるように してください。
家の庭などでやった場合は一晩ほど水につけてから捨てるのが良いでしょう。

インスタントグリルは70点

個人的な主観が入りますが、総合70点ぐらいの感覚です。

  • 使いやすさ:70点
  • 手軽さ:100点
  • ゴミの処理:100点
  • 火力:30点
  • 炭火感:20点
  • 肉の味:肉の値段による!

やはり、本格派の人にはオススメは出来ませんが、初心者にはとても良いと思います。

「気軽にバーベキューがしたい」「炭火焼きの肉が食いたい」と言った時はおおいにアリなのですが、インスタントにまとまっている分、様々な制約がついている印象です。
バーベキューの入り口としてのポジションだと考えて使えば満足できますね。
とはいえ、火力が低いとはいえ、開始30分時点の火力で焼いた炭火焼きの肉はおいしかった。。。

気になった人、手軽にやって気晴らしをしたい、といった人は是非使ってみてください。

富士見産業 インスタントグリル 簡単 グリル OF-BEG500
詳細情報

参考価格:437¥(執筆時調べ)
サイズ(約):幅27×奥行22×高さ5cm
材質:本体/アルミニウムはく 網、スタンド/スチール 燃料/木炭粉 着火紙/パルプ

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