「Queen」名曲ベスト10、ファンが選ぶオススメ曲集
今回はQueen(クイーン)のオススメ名曲をベスト10でまとめてご紹介。併せてオススメのアルバムも紹介しています。映画「ボヘミアンラプソディ」の公開でQueenが再評価されているので、この機会に一度チェックしてみてください!
Queen好きが選ぶオススメTOP10
映画「ボヘミアン・ラプソディ」が公開されQueenを知らずに観て、そこから聞き始めた方は多いと思いますが、
今回はQueenファンでありロックファンである筆者が、オススメの曲ベスト10をご紹介。
選出するのは全スタジオアルバム(1stアルバム「Queen」~ラストアルバム「Made in Heaven」)から。
世間で発売されているベスト盤とはかなり違ったチョイスになっておりますので、知らなかった曲に出会えるかもしれません。
Vo.フレディ・マーキュリー
Gt.ブライアン・メイ
Ba.ジョン・ディーコン
Dr.ロジャー・テイラー
以上の4名で編成されており、メンバーチェンジは行われていない。
ロックオペラとも言われるクラシックのような楽曲構成と、コンセプトアルバムというテーマを固定してアルバムを製作することを多用することで統一感と毎度の特徴を変化させるスタイルを持つ。
デビュー当時、本国イギリスでは中々売れずにいたが、日本での来日公演で爆発的に人気を博したことをきっかけに大ブレイクする。
フレディとメイの高い作曲センスにより、数々の名曲を生み出している。
特徴としてフレディはピアノ主体のクラシックベース、メイはギター主体のハードロックベースな楽曲という違いがある。
また、ブライアン・メイはピックを使わずコインで弾くことで有名で、独特のサウンドを生み出している。
1991年にVo.フレディ・マーキュリーがHIVにより亡くなったことで”Queen”としての活動は実質休止。
しかし、それ以後も活動は続いており、”Queen+”名義として未だにメンバーは継続中である。(ベーシストは2011年に引退)
それでは1位から10位の楽曲をチェックしてみましょう!
1. Bohemian Rhapsody
1975年「A Night at the Opera」から。
誰もが納得する堂々の一位はやはりこの曲。
ロックオペラの完成形であり、クライマックスでハードロックになる瞬間が熱い!
2. The Hitman
1991年「Innuendo」から。フレディの遺作であり、存命時としては実質のラストアルバム。
ハードロックバンドである事を見せつける最高傑作。
ベスト盤には入らない事が多いが、ロックファンの中にはこの曲をNo.1に挙げる人も多い、隠れた名曲。
3. Flash
1980年「Flash Gordon」から。映画のサウンドトラックとして製作された。
2分強の中にQueenのすべてが詰まっている。フレディの歌唱力を魅せつけられる。
F1のテーマ曲にもなっていた。
4. We are the Champions
1977年「News of the World」から。
非常に有名な曲で恐らく誰もが聞いたことがあるはず。
5. Fat Bottomed Girls
1978年「Jazz」から。
聴きやすいのでベスト盤によく入れられている。
6. Radio Ga Ga
1984年「The Works」から。
テクノやニューウェイブの影響を受けて制作されたアルバムで、ロックっぽさが薄い。
レディガガの名前の元ネタとなっている。
7. The March Of The Black Queen
1974年「Queen II」から。
2ndアルバムにしてQueenの最高傑作と言われるアルバム。
サイドホワイト、サイドブラックという2面から構成されており、この楽曲はサイドブラックの名曲として非常に有名。
プログレ的かつクラシック的展開をもち、目まぐるしく曲調が変わる。
8. Father To Son
1974年「Queen II」から。
サイドホワイトの名曲として有名。
Queenがロックオペラというスタイルを完全に世に示した楽曲。
9. Seven Seas Of Rhye
1974年「Queen II」から。
元は1stアルバムのラストにインスト版として入っていたものがリメイクされた。
綺麗なピアノから始まるファンタジックな曲調が特徴であり、Yesなどの影響を感じる。
10. Princes of the Universe
1986年「A Kind of Magic」から。
アルバムラストを飾る壮大な楽曲で、映画『ハイランダー 悪魔の戦士』のサウンドトラックとして作曲された背景がある。
Queen Best10まとめ
オススメのアルバム
さて、Queenと言えば完成度の高いアルバムで有名です。
Queenを深く理解する為にはやはり曲単位で聴くよりアルバムごとに聞いて欲しいと思うのがファンの気持ち。
というわけで、今回はQueenの中でもオススメのアルバムを3枚ご紹介しておきます。
Queen II
ロックオペラのスタイルを完全に確立した名盤。
Queenファンの中にはこのアルバムをNo1に挙げる方も非常に多いほど。(私の一番好きなアルバムです)
ホワイトサイド・ブラックサイドという2面に分かれた構成になっており、LP盤では裏面にすると世界観がガラリと変わる仕掛けになっていた。
70年代前期当時のプログレッシブロックの影響を強く受けており、楽曲もプログレ的な壮大且つ目まぐるしい展開を見せる。
これを聞かずしてQueenを聴いたことにはならない最高傑作!
Jazz
非常にバラエティに富んだアルバムで、ハードロック、ニューウェイブ、ピアノロックなど多彩な展開を見せる。
よって多様な楽曲が多いQueenを深く理解するのには非常に最適なアルバムである。
このアルバムをきっかけに、ジャンルの域を超えた作品を多く残すことになり、ロックという枠を打ち破った変革の一枚と言える。
ちなみにジャズというのはジャンルの事ではなく、ナンセンスといった意味を持つ。
A Night at the Opera
最も売れたQueenのアルバムで名曲揃い。
プログレ色を取り払い、ハードロック・ロックオペラというスタイルをより分かりやすく作り上げている。
全体的に明るく激しい曲が多いのが特徴で、特にボヘミアン・ラプソディへの評価が高い。
以上がモシナラがおすすめするQueenの楽曲及びアルバムでした。
どのアルバムも特徴的で面白いので、上記のオススメで気に入ったら是非とも聴いてみてください。
おまけ:Best10候補になっていた名曲
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