ウルトラワイドディスプレイのオススメ4選
今回はウルトラワイドディスプレイのオススメ商品をご紹介。ゲームや作業で活躍しますが、その特徴やメリットorデメリットも併せて解説していきます。
ウルトラワイドディスプレイを使おう
皆さんウルトラワイドディスプレイをご存知ですか?
読んで字の如く“ウルトラ”に“ワイド”なディスプレイの事を差しますが、
今回はウルトラワイドディスプレイのメリットや普通のディスプレイとはここが違うというのを紹介していきます。
ウルトラワイドディスプレイって何?
ウルトラワイドディスプレイは簡単に説明するとアスペクト比が21:9で、画面の解像度が2560×1080のディスプレイの事を言います。
SXGAディスプレイというアスペクト比が5:4で解像度が1280×1024のディスプレイ2台分の表示面積を一台のディスプレイで表示できるのが特徴です。
現在一般的に利用されているアスペクト比が16:9で解像度が1920×1080のワイドディスプレイと比較すると、横方向に画面が大きくなっていることが分かります。
具体的な数値にすると1920×1080のディスプレイと比較して約33%、画面が横方向に伸びています。
ウルトラワイドディスプレイの利点
ウルトラワイドディスプレイの利点は、表示面積が広いことです。
こちらの画像は1920×1080のディスプレイにWordとExcelを表示したものです。
慣れている人はこのような画面でも十分作業は可能だと思いますがウルトラワイドディスプレイと比較してみるとどうでしょうか。
違いは一目瞭然ですね。特にExcelなどで効果が大きく感じられるでしょう。
見ていただいた通り、ウルトラワイドディスプレイは通常のディスプレイと比較して、広い作業スペースを持っています。
そのため複数のアプリケーションを使用して作業をする方などにはおすすめです。
画面が広くなり作業スペースが広がればその分作業効率は上がります。
PCを使って作業をする方にはぜひお勧めのディスプレイです。
ゲームでも大活躍!?
広い表示面積による利点はそれだけではありません。
PCゲームユーザーにもウルトラワイドディスプレイは大きな恩恵をもたらします。
画面が横方向に広くなるので、ゲーム画面も当然広くなります。
では具体的にどうなるのでしょうか。
(SatisFactory)
FPS視点のゲームでは自分の視界が広がります。
(ASTRONEER)
TPS視点でカメラを自由に動かせるゲームでも同様に自分の視界が広がります。
(The Division2)
TPS視点で常にカメラが背後から付いてくるようなゲームでももちろん視界は広がります。
(FINAL FANTASY XIV)
MMORPGでも大きな恩恵が得られます。画面が大きくなるのでHUDなどをより自由に配置することが出来ます。
以上のようにウルトラワイドディスプレイはゲームプレイにおいてもユーザーに大きなメリットを与えてくれます。
画像は載せておりませんがMOBAなどのジャンルをプレイするユーザーも視界が広がるため、有利に立ち回れるのではないでしょうか。
これからの時代はゲームをするならウルトラワイドディスプレイは必須のようです。
ウルトラワイドディスプレイの欠点
場所を取る
便利なウルトラワイドディスプレイですが、良いことばかりではありません。
画面が大きくなるということは、それだけ場所を取るということを意味します。
そのためコンパクトなスペースでPCを使いたい人にはおすすめできません。
ある程度のスペックが必要
また、画面が大きくなるということはそれだけPCの負荷も大きくなるということです。
officeなどしか使わない場合は、大きな問題にはなりませんがゲームをする方は注意が必要です。
ゲーム画面が33%広がるため、グラフィック面での負荷が増えます。
PCのスペックが十分でない場合は以前のようなパフォーマンスが得られない可能性があります。
ロースペック、ミドルスペックのPCユーザーは少し注意が必要です。
対応していないゲームもある
ウルトラワイドディスプレイはここ最近になって登場したものです。そのため最新でないゲームでは対応していない場合が多いのです。
対応していない場合はウルトラワイドディスプレイであっても1920×1080の解像度でゲームが表示されます。
皿に対応していない場合はフルスクリーンでゲームをプレイすると、カーソルの位置や表示がおかしくなったりすることもあります。
そのため、注意が必要です。
また、対応しているゲームでもムービーシーンなどは1920×1080で作られているものが多くムービーシーンだけはその解像度で再生されることが多いです。
具体的な例を挙げるとFINALFANTASY XIVではこのようにムービーシーンのみ左右に黒い帯が入ってしまいます。
The Division2でも同様に黒い帯が入ります。
この黒い帯がどうしても気になってしまうという方は注意が必要です。
ウルトラワイドディスプレイの総評
ウルトラワイドディスプレイについてまとめると
- 画面が広がり作業効率アップ
- 画面が広がりゲームがプレイしやすくなる
- 場所を取る
- スペックに注意が必要
- 対応していないゲームもある
このようになります。
PCをがっつり使う人にとっては3番目と4番目については気にならないと思います。
ではおすすめのウルトラワイドディスプレイを紹介していきます。
オススメするウルトラワイド
29UM69G-B
LGが販売している21:9のウルトラワイドディスプレイです。
描画速度は最高1msと十分な速度を持っています。MBRモードをOFFにすると5msになります。
定格電力は30Wで、スピーカーも内蔵しています。
ゲーム内の暗くて見づらい部分などを「ブラックスタビライザー」という機能で明るく補正して表示してくれる機能も付いています。
入力端子はHDMI/DisplayPort/USB type-Cに対応しています。DVIやD-Subには対応していないので注意が必要です。
またディスプレイ内にパーティションを作り2枚のディスプレイとして認識させるという機能も持っています。
ディスプレイの高さについては23インチのディスプレイと同等の高さを持ちます。
値段も3万円程度とウルトラワイドディスプレイにしては安く、使いやすいモデルです。
ウルトラワイドディスプレイ入門にはぜひお勧めの一台です。
参考価格:¥44,400(執筆時現在)
画面サイズ:29インチ/解像度:2560×1080/パネル:IPS 非光沢
入力端子:HDMI(Ver1.4)×1、DisplayPort×1、USB Type-C×1
34UC79G-B
LGが販売している21:9のウルトラワイドディスプレイです。
こちらは34インチタイプで29インチよりもより大きな表示面積を持っています。
また144Hzに対応しているのでゲーミングディスプレイとして非常に優秀です。
更に局面ディスプレイを採用しており、ゲームへの没入感を高めてくれます。
こちらも描写速度はMBR時に最高1msと十分で、ブラックスタビライザーも付いています。
定格電力は49Wでスピーカーも付いています。
入力端子はHDMI/DisplayPort/USB type-Cに対応しています。
5万6千円とディスプレイにしては高いですが、十分な性能とパフォーマンスを発揮してくれること間違いなしのモデルです。
ゲームユーザーにはぜひお勧めの一台です。
参考価格:¥88,867 (執筆時現在)
入出力端子:HDMI(Ver2.0)×2、DisplayPort(Ver1.2)×1、USB3.0
Z35bmiphz
Acerが販売している21:9のウルトラワイドディスプレイです。
35インチタイプで応答速度は4msと少し遅いですが200Hzまで対応している点がポイントです。
機能もさることながら、ボディが非常にカッコイイのもポイントです。
更に局面ディスプレイを採用しており、ゲームへの没入感を高めてくれます
入力端子はHDMIとDisplayPortに対応してます。200Hzでゲームをプレイしたい場合はDisplayPortにて接続しましょう。
フレームレートを気にするユーザーにはおすすめの一台です。
参考価格:¥159,840 (執筆時現在)
画面サイズ/パネルタイプ:35型湾曲/非光沢VAパネル
入力端子:HDMI v1.4/Display port v1.2
MX34VQ
Acerが販売しているUWQHDディスプレイです。驚くのはその解像度でなんと3440×1440なのです。
圧倒的表示面積を誇りますが、お値段も高くなっています。
こちらのモデルも局面ディスプレイを採用しておりゲームへの没入感を高めてくれます。
とにかくド迫力でゲームをプレイしたい方にぜひお勧めです。
参考価格:¥159,840 (執筆時現在)
デジタル入力:HDMI2.0 x 3、DisplayPort1.2 x 1
オーディオ入力:3.5mmステレオミニジャック
さいごに
気に入ったディスプレイは見つかりましたか?
ディスプレイにしては値段が高いウルトラワイドディスプレイディスプレイですが、一度使うとその魅力が分かって頂けるかと思います。
気になった方はぜひ使ってみてください。
それではウルトラワイドディスプレイでよいPCライフを!
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