おすすめCPUの性能比較!2019年はコレがベスト!

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パソコンのCPU選びで迷ったらコレを見ろ!2019年版のオススメCPUをピックアップし、性能を比較!特に今年のオススメは「AMD Ryzen」です。

おすすめCPUを比較してみた!

CPUはパソコンの処理能力の基礎となる重要なパーツです。
そんな2019年度CPUから、人気商品をピックアップして比較してみました。

ピックアップしたのはAmazonやPCパーツショップで購入でき、且つ手が出しやすい製品です。
よって、手が出し辛い数十万クラスの超ハイエンドCPUや、型落ちで見かけなくなったCPUは除外してあります
※おおよそ5万円以下ぐらいに抑えています。

性能比較

では、まずは性能比較から見てみましょう。
グラフはpassmark.comさんというパーツのベンチマークを扱っている海外サイトを参考に作成しました。
数字が高いほど処理能力が高いという事になります。


情報出展:passmark.com/

パソコンに詳しくない方もインテルはご存じだと思いますが、
2019年はインテル製CPUよりもAMD製のCPUのほうが、電力効率、処理能力ともに優秀という結果になりました。
AMDは自作PCユーザーなどに好まれる廉価パーツを提供している会社ですが、ハイブランドのインテルを逆転してしまいました。


2019年の一押しCPUはやはり「AMD Ryzen 7」です。

コスパ面、省エネ、処理速度…どれをとっても優秀なRyzen。
値段はRyzen7 3700Xが4万円台とハイパフォーマンスながら値段は抑えめ。
しかも、性能の劣る同型のインテル製CPUは更に1,2万円ほど高くなりますので、いかに安いかがお分かりかと思います。

ちなみに、インテルCore i9は消費電力が高い割に処理速度がRyzen以下とガッカリな性能。
当然、消費電力が高いので、CPUの発熱は高い模様。温度が上がりすぎると結構耳にします。
もちろん、インテル製CPUに馴染みがあるから…という理由からAMD製CPUを使わない方もいらっしゃいますが、発熱問題と性能差、コスパを考えたら今年は完全にインテルは完敗です。

というわけで、ゲーミングPCを組むなら「Ryzen 7」一択です!!

AMD Ryzen 7 3700X
詳細情報

参考価格:¥42,557(執筆時現在)
8コア/16スレッド
キャッシュ:36MB
クロック:3.6GHz

もうちょっと安いほうが良い方は…

Ryzen7ほどの性能はいらない…という方は、1つグレードダウンしてAMD Ryzen 5がオススメ。
ミドルエンドCPUに位置するこの価格帯は、処理速度とコストのバランスが非常に良い製品となっています。
価格は2万円台半ば…とお買い得でありながら、性能は値段が2倍近く高いi9と互角というコスパ最強CPUです。
Ryzen5でも6コア/12スレッドであり、数年前の主力機だったインテルCore i7よりも高性能となります。
コスパを求めている、もしくはi7のパソコンから乗り換えるという場合はRyzen 5をお試しください。
使用頻度は無茶苦茶高くないけど、処理は欲しいという…とりあえず用途に迷ったらコレ!

AMD Ryzen 5 3600
詳細情報

参考価格:¥26,160(執筆時現在)
6コア/12スレッド
キャッシュ:35MB
クロック:3.6GHz

作業用・仕事用に最適

作業用やビジネス用としてパソコンを組むなら、スペックを落とした方がコストが安く済みます。
コア数が高いCPUは、並行作業で処理をガッツリする環境であったり、ゲームや画像編集、動画編集、音楽編集などの作業をしない限りオーパースペックとなってしまいます。
よって、高負荷の処理が少ない…という環境の場合はCPUのグレードを落として省エネを測りましょう。
CPUのパワーが上がれば要求電力も高くなるので、小さくしておいたほうがコストは落とせます。

ネットサーフィン、動画閲覧、映画視聴、音楽再生、基本的なビジネス作業(事務処理、書類作成)、写真の簡単なレタッチ…などであればスペックは低くても問題になりません。
ゲームでも、2Dゲーム(ドット絵のRPG)などは処理をほとんど食わないので、インディーズ系ゲームやドット絵系ゲームが主流の方は低スペックCPUで充分と言えます。
しかし、エクセルで複雑な計算をする場合や、Photoshopで高負荷のレイヤー処理を行うのであれば、スペック不足を感じる可能性があります。

そのローエンドCPUの中でも今年特におすすめは「Core i3 9100F」と「AMD Ryzen 3」です。
価格はなんと1万円台と超お買い得。
スペック的にはCore i3 9100Fのほうが高く、Amazonでは若干安い模様。消費電力も互角です。
また、i3はオンボードグラフィックボードを搭載しているので、手っ取り早いのはコチラ。
巷ではi3はちょっと…と言われますが、使用目的が低負荷の処理ならば、i3は現役でいけます。

コストが安く、電源容量の心配も少なく、オーバースペックにならないので、
低スペック用ゲーミングPCを組む際、作業用PC、ビジネス用PCに最適です。

INTEL インテル Core i3-9100F
詳細情報

参考価格:¥11,010(執筆時現在)
4コア/4スレッド
キャッシュ:6MB
クロック:3.6GHz

AMD Ryzen 3 3200G
詳細情報

参考価格:¥12,873(執筆時現在)
4コア/4スレッド
キャッシュ:—
クロック:3.6GHz


今回はCPUの中から、2019年で特に売れ筋の製品をチョイスして性能比較してみました。
これからパソコンを組む方、買う方、乗り換える方は、是非ともご参考にしてみてください。

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