Falloutの生みの親、ゲームデザイナー”Brian Fargo氏”が引退!?
フォールアウトの生みの親にして、Interplay、inXile Entertainmentの創設者にしてCEOであったブライアン・ファーゴ氏が引退を予定している事が判明。
ブライアン・ファーゴ氏は新作RPG「Wasteland3」を開発中であり、今回はその経緯と内容をご紹介。
フォールアウトの生みの親が引退?
クラウドファウンディングにより奇跡の復活を遂げたウェイストランドシリーズの大ヒット作「Wasteland2」が誕生したのは数年前。
現在は新作「Wasteland3」の制作に携わっており、発売予定である2019年を前にコアなRPGファンから大きな期待を寄せられています。
一方でinXile EntertainmentのCEOであるBrian Fargo氏は、今回のWasteland3を最後に引退すると以前から仄めかしていることがわかりました。
同氏は、今や世界的大ヒットRPGタイトルとなった「フォールアウト」シリーズの生みの親であり、嘗てはInterplayの創設者及びCEO、ゲームデザイナーとして多数のPCゲームをヒットさせてきました。
しかし、「Fallout2」では同シリーズを離れ、別タイトルに着手。その後色々あってInterplayは破産、ゼニマックスが権利を買い取った後に、ベセスダゲームスタジオが開発権を手に入れます。
同氏は、「1981年から続けているこのゲーム業界を愛している。一方で友人であるEA創設者や他デベロッパーのCEOなどの売れ行きと余裕から、ビジネスに厳しさを痛感している。今後私は少しリラックスしてみたい。」と述べています。
確かにハードの性能があがるにつれて開発環境はどんどん難しく、且つ高コスト化しており、作りたいゲームと資本の中でゲームクリエイターは日々格闘しています。
ヒットタイトルだがAAA級と比較にならないほど小さな開発環境の限界も感じているとのことでしょうか。
いずれにしろ、作るゲームほぼすべてが名作となったヒットメーカーであるだけに、彼の引退はゲーム業界やゲーム好きにとって非常に寂しいものです。
また、2019年発売予定であるWasteland3の情報は今後更に公開されていくとみて良いでしょう。
※2018年末、Obsidian及びinXileをMicrosoftが買収しました。
これよってBrian Fargo氏は引退を撤回し、ゲーム制作に専念する模様です!
今後の活躍を期待しております!
(情報出典:venturebeat.com)
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