E3 2021 俺的注目タイトルまとめ

J.Stone J.Stone

E3 2021が開催されました。今年はオンライン限定開催で行われ、トレイラーとビデオ通話などを多用したインタビューが注目を集めました。今回は数十年ぶりに発表されたシリーズの最新作の発表もあり、古参ゲーマーには堪らないカンファレンスになったかと思います。それでは見ていきましょう。

気になる注目タイトルまとめ

E3 2021が終了しました。
去年はコロナで中止となったため、今年はオンラインで開催され、無観客での発表となりました。
その為、ビデオ通話を利用した開発者とのインタビューなどが多くみられました。
一方で、全てのスタジオが内容に余り触れないトレイラーを出してきたことから、やはり開発が難航していることを感じました。
ただ、注目タイトルの新作発表が多数あったため、今後のゲーム時間の確保が大変になりそうです。
では、ここからは各カンファレンスをまとめましたので見ていきましょう。

6月12日

Ubisoft

『Avatar Frontiers of Pandora』

ジェームズ・キャメロン監督の大作映画をゲーム化。
元の映画がゲームっぽい世界観だったため、相性は恐らく抜群。
ただ、開発がいろいろ問題あるのMassive社なのが引っかかるところ。発売後の下方修正ラッシュをしなければいいが…。

https://www.ubisoft.com/en-us/game/avatar-frontiers-of-pandora

Gearbox

『Tiny Tina’s Wonderlands』

Borderlandsの派生作品で、BL2のDLCの1つ、「Tiny Tina’s Assault on Dragon Keep」が発展したような作品。
ハクスラシューターのボダランに、剣と魔法が加わり、ファンタジーの世界で暴れまわる作品になる模様。
恐らくゲーム性はボダランと変わらなさそうだが、銃が登場するとなると近接・魔法とのゲームバランスをどうするのかが気になるポイント。
トレイラーではチープスタリオンという馬(BL2に登場)が出てくるが、どう絡んでくるかも気になる。
個人的にはこのゲームはバカゲーの予感がするので、マルチプレイでワイワイやるタイトルになりそう。
BL3が下方修正ラッシュで萎えてしまった方も多くいると思うので、今作はしっかり調整してから発売して欲しいところ。

https://playwonderlands.2k.com/ja-JP/

6月13日

XBOX & Bethesda

『Starfield』

ベセスダ25年ぶりの新規IPで、TESやFalloutのようなオープンワールドタイプのRPGになる模様。
恐らくベセスダお得意のテーブルトーク風要素は健在とみられるが、ゲーム性がどうなっていくのかがこの先気になるところ。

『The Outer Worlds2』

アウターワールズの新作が早くも発表。企業に支配された惑星系でイカれた人々がドンパチするテーブルトーク風FPS-RPG。
宇宙版Fallout New Vegasともいわれたやりごたえのある自由度とイカれ具合の高いRPGなので、今作も期待できる。
恐らくだが、ゲーム性はさほど変えてこず、ボリュームアップのみになりそうな気がするので、斬新さは相変わらずないが、変に弄らない故にこの手のRPGが好きな人には堪らない内容が楽しめるのではないかと思う。
E3で発表されたタイトルで、個人的に一番気になるソフト。
1もDLCが2本発表されているので、未プレイの人は遊んでおこう。

『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chernobyl』

待ったぜぇええええ!待ちに待ったぜぇええええええ!!!スタルカァ!!
前作のSTALKER三部作が2010年に発売して以後、10年以上新作が発表されなかった伝説のポストアポカリプスRPG。
Half-Life、Fallout3、Metro2033、BioShockと共に一時代を作ったと言っても過言ではない、ポストアポカリプスの名作がいよいよ降臨。
暗い廃墟の世界で今回は何を求めてゾーン(チェルノブイリ跡地)に向かうのか…。非常に楽しみです。
発売はなんと2022年4月28日を予定。旧作三部作はSteam版でお安くなっているので今のうちにおさらいしておくのは如何?

『Forza Horizon 5』

オープンワールドレースゲーの新作。
今作は様々なバイオームが登場。砂漠、熱帯、浜辺、市街地などあらゆる環境でのドライブ&レースが楽しめる、Forza集大成ともいえる作品になりそう。
より開放的な世界で思い思いのレースを楽しもう。2021年11月9日に発売予定!

『Battlefield 2042』

バトルフィールドシリーズの新作が発表されました。
これはE3より前に公式で既に発表があったものですが、改めてトレイラーが流されました。
今作は近未来での戦闘となり、64vs64という大規模戦闘となります。
戦闘機を空中で飛び降りでロケランをぶっ放したり、グライダーで飛びながら戦ったりとかなりアグレッシブなFPSになりそうです。
BF1やBF5が硬派だっただけに、ファンの間では今作がバカゲー路線だと言われており、フレンドと一緒にドンパチ遊ぶのが楽しいタイトルになりそうです。
トレイラーのBGMにはLAメタルの金字塔であるMötley CrüeのKickstart My Heartが使われており、その路線の雰囲気を感じさせます。

6月14日

インディゲーム

『Coromon』

ポ〇モンがダンジョンRPGになったようなゲーム。というかただのポ〇モン。
謎解き要素が強めなのかもしれないが、どうみてもポ〇モン。
…これ、発売して大丈夫なのか?

『Dark Deity』

ファ〇ヤーエ〇ブレムみたいなゲーム。というかまんまFE。
説明不要のFEで、クラスチェンジも存在する。
…これも発売して大丈夫なのか?
本家より本家しているところからみて、旧FEが好きな人は超ハマりそうではある。だが……いいのかこれ……?

『Falling Frontier』

宇宙系ウォーシミュレーションゲーム。
RTS(リアルタイムストラテジー)で、宇宙船や宇宙ステーションを建造して銀河を支配していくようなゲーム。
今回のE3では宇宙系SLGが3本紹介されていましたが、このタイトルが一番ビジュアルも良くゲーム性も面白そうな予感がしました。
RTSが好きな方はプレイしてみては如何でしょうか。


6月15日

任天堂

『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド2(仮』

BOTWの続編の最新映像が公開。
今作は新たにマグネットの強化版の様なものや、地面すり抜けが追加されたりとギミックが増える模様。
また、地面すり抜けが実装されるという事はマップが前作の様な平坦ではなく、高低差のあるマップになるような気がします。
発売は2022年とのことなので、2022年はGOTYが激戦になりそうな模様です。

『Mario + Rabbids Sparks of Hope』

UBIとの合作、マリオ&ラビッツの新作が発表。今度は宇宙。
ストラテジーゲームでありながら、多彩なアクションやコマンドが魅力な本作は、ストラテジー作品として完成度が高い。
また、ストラテジー作品は見た目が地味になり易い欠点があるが、本作では単調なビジュアルにならないようにかなり気を付けて設計されている。
この手のゲームが好きな人も苦手な人も楽しめるようになっている。

『Advance Wars 1+2: Re-Boot Camp』

アドバンスウォーズ1+2がまさかのリマスターでSwitchに移植。
ファミコンウォーズシリーズのGBA版で、生産と占領を繰り返しながら敵陣を壊滅させていくウォーシミュレーションゲームで、相当なやりごたえがあるタイトル。
GBAの隠れた名作なので、SLG好きは遊んでみてほしい。

総評

今回のE3 2021は気になるタイトルの続編の発表が多くあり、タイトルで期待したい作品が多くありました。
ただ、全体的に開発者のインタビューがメインとなり、トレイラーやゲーム映像での内容の紹介があまりされず、どういうゲームなのか、何が出来るのかまで深堀されなかった点が残念で、シリーズタイトルに興味がない方にはあまり注目され辛いカンファレンスになっていたかと思います。

特に、1日目のUBISOFTは個人的に惹かれるタイトルがなく、いつもの良くないUBIという感じでした。
UBIは近年、作り込みの甘いタイトルが多く、ユーザーの信用度が下がっているので、そういった部分をトレイラーや紹介でカバーできなかったのがもったいない印象でした。
インタビューで開発者の意気込みを語る前に、まず形を見せてほしかったなと思います。

Gearboxも同様で、E3前にトレイラーで新作発表があったので驚きませんでしたが、インタビューがあるぐらいで追加情報はほどんどありませんでした。

2日目はXBOXがメインで、去年買収したベセスダやオブシディアンなどのスタジオもここで発表されました。
Redfallがハクスラ系タイトルで、TES6の続編ではなかったことが明かされたりと、ベセスダファンには色々思うところがある発表だったかと思いますが、やはりこちらもゲーム内容が明かされることがなく、特に注目タイトルであるStarfieldも、以前のFallout4の発表時のようなワクワク感をそそられる紹介に至るまで、まだ完成がされていないのだという印象でした。

同時にスクエニの発表もあり、仁王系・ダクソ系FFと思わせるようなタイトル『ストレンジャー オブ パラダイス FF オリジン』も発表されましたが、FF7Rの続編の情報はありませんでした。ユフィ編のDLCが出たばかりなのでまだ早いという判断だったのかなと思います。

3日目はインディゲームとカプコンでした。
今回はポ〇モン風とFE風のゲームが特に注目されていましたが、個人的にはFalling Frontierという宇宙SLGが一番気になりました。
インディゲームはE3に参加していないタイトルも多いので、各開発のSNSやSteamのニュースを見ているのが最も確実と思います。
今後気になるタイトルとしては、やはり『Kenshi2』です。作り込みが凄まじい開発なので、発売は当分先かなと思いますが、期待しています。

4日目は、任天堂です。
スマブラの新ファイターや、マリオパーティーの新作、マリオ&ラビッツの新作が発表されましたが、これはある意味前座。
大トリはゼルダの伝説BOTWの続編で、新たなギミックがトレイラーに登場し注目を集めました。
発売は2022年とのことなので、非常に注目が集まっています。

また、E3では発表されませんでしたが、事前に公式で発表があった『Horizon: Forbidden West』もこの先気になるタイトルです。
発売は2021年を予定しており、部位破壊が楽しいバトルと、壮大なストーリーがどうなるのか、今作から追加される水中戦闘と高低差のバトルがどうなるかが見物です。
2021年期待のタイトルで、予定通りに発売されればGOTY最優秀賞候補となりうる名作となる予感がします。

全体としてコロナの影響で開発がスムーズに進んでない為に、トレイラーで見せられる部分が少なかったので、今後の公式発表に注目したいところです。

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