eスポーツを変えたい!プロゲーマーチーム「AFvGaming」さんにインタビューしてみた

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eスポーツを変えたい・盛り上げたいと熱い意気込みを持ったプロゲーマーチーム「AFvGaming」と企業提携させて頂いたきました。今回はそんなAFvGamingさんのお二人にインタビューをしてみました。ゲームや大会への想いをガッツリ語っていきましょう。

モシナラ feat. プロゲーマー

モシナラの運営会社であるD2Frontierに、プロゲームチーム「AFvGaming」さんが参加して暫く経ちましたが、今回はせっかくの機会なので若きゲームソルジャーたちにモシナラ初となるインタビューを行いました!
日本のeスポーツを変えたい!ゲームイベントを盛り上げたい!
ゲームで稼げる時代となった今、若き挑戦者たちが何を目指しているのかを聞いていきたいと思います。

AFvGaming:NaRuさん、iChiGoさん

1章 – なぜプロゲーマーを目指したのか

──:まず初めに、なぜゲームチームを作ろうと思ったのか、その目的を伺いたいなと思います。

NaRu:元々私はeスポーツ選手になりたくてゲームをプレイしていたのですが、その難しさに心が折れてしまい向いていないと思い、選手を止めようと思いました。
ただ、eスポーツは面白かったし、eスポーツの世界には憧れはありましたので、何かできないかと考えた結果…eスポーツに憧れている他の方もいるだろうなと思い、自分と同じような人が気軽にeスポーツが出来る環境を作りたいなと思い、自分1人でチームを立ち上げました。
そこで「Call of Duty: Black Ops 4」というゲームを通じて、2チームを運営して大会に出場させたり、交流戦を設けたりという活動をしました。
その後進学をした際に、同じ学校で出会ったiChiGoにゲームチームをやっている話をすると、一緒にやってみたいということになり、AFvGamingを立ち上げることになりました。

──:なるほどー!スポーツプレイヤーとしてはキツいが、チーム(団体)および主催者としてeスポーツを盛り上げたいと。

NaRu:やはりeスポーツの選手がカッコよく見えて……特にCOD:WW2で日本選手が認められた大会があったのがキッカケですね。優勝した際にガッツポーズをするのですが、その気迫に圧倒されて、こうやって輝ける選手がもっと出てくると良いなと思い、運営や裏方の仕事をやりたいと思いました。

iChiGo:私はどちらかというと、自分で何かを……例えば会社運営とかをやりたかったのですが、特にコレという目標はありませんでした。ただ、進学後にNaRuと出会ってゲームの世界を知ったことで、一緒にやってみようという気になりました。実は元々ゲームはそんなにしなくて、むしろ全然知らないのですが……出会ってしばらくたった後、温泉に行ったことがあったのですが、そこでゲームチームのことを聞いた時、事業をやりたい自分には面白そう、やってみたいと思いましたね。銭湯(温泉)で語り合った事がキッカケで決まった感じですかね。

──:風呂で語り合うというのがまた熱いですね!何か甲子園での…それこそメジャーリーガーのイチロー選手と松井選手が甲子園時代の風呂場で将来を語り合った時の様な―

NaRu:お互いを良く知れる機会になれて…それこそ相方が決まったパンツしか履かないということまで知れて、いい機会だったと思います(笑)

iChiGo:重要ですからね(笑)

──:そんな話までありがとうございます(笑)

2章 – ゲームへの想いとは

ゲーム=勝負という脳が物心ついた時からあった

──:当然eスポーツをするという事は、ゲームが好きであったり興味がなければやらないと思うのですが、どういったゲームが好きなのですか?

NaRu:まずiChiGoはゲームをしないので私が中心に話しますが…。私は兄がいるので小学生ぐらいからニンテンドー64の幽白とか、それこそ対戦系のレースゲームとかスマブラとか、そういうのをプレイしていました。なので「ゲーム=勝負」という頭がそこで出来上がったのだと思います。兄貴と勝負をするためにゲームをするという考えがあったように感じますね。で、今でも覚えているのが、宿題1つやったらゲーム1時間やっていいというルールが合って、勉強をやったぶんだけゲームしていいという家だったので、買ってもらえたおもちゃといえばゲームで、ある種ゲームが許されていましたね。それこそ当時のハードは全部親が買ってくれたので、非常に助かりました。

──:ゲームを親が買ってくれるなんて、当時としては非常に珍しいご家庭ですよね?今ほどゲームが許されていない時代だったわけじゃないですか。

NaRu:まあ小さいときはプレイ時間は短かったですけど、自分でゲームを変える年になってからは、24時間ぶっ通しでゲームしてたりとか。もちろん毎日じゃないですけど(笑)
で、オンラインで電話しながらやってました。中学生ぐらいからはFPSが流行り出して、Youtubeで動画があったのでちょこちょこと。高校生ぐらいからもうガッツリやりだして、ハマって研究していきましたね。まあ勝負なので、負けないように戦術とかを対策していきましたね。

──:ちなみにハードはPS3?

NaRu:PS2ですね。ドラクエとか、ウイイレとかもやってました。PS3は覚えてないですけど…。FPSをガッツリやりだした頃はもうPS4だったので。

──:動画というと結構最近かと思いますが、どなたを参考にされてたとか覚えています?

NaRu:色々ですけど、今有名な方とかも観てたかと。それよりも身近にゲームめちゃくちゃ詳しい奴がいたので、そいつの家に行って色々聞いたり勝負したりして、ひたすら研究してましたね。のめりこんでました。

──:やはりジャンル的にはFPSが今でもお好きと。

NaRu:スポーツのゲームも好きですねー。野球とかサッカーとか。けど、基本的には対戦系のゲームが…勝ち負けがハッキリつくゲームの方が好きですね。

──:ちなみにiChiGoさんはゲーム全くやらないと。

iChiGo:最近はちょっとはやるんですが、基本ゲームしないですね。すぐしんどくなっちゃって(笑)

NaRu:彼はPS4の電源の入れ方もコントローラーも知らなかったぐらいですから(笑)
そういうゲーム全く知らない人がゲームチームにいるというのは珍しいかもしれませんね。

──:ゲーマー側からは分からない視点ですね(笑)

ゲーム以外の趣味とは

──:ちなみに現役であるなし問わずプロゲーマーさんになる方だとゲームを年中やってるイメージしかないのですが、別の趣味や活動はなにかされているのですか?

NaRu:筋トレですねー。昔はサッカーとかスノボとかやってました。アイドルも好きですね。

──:ゲーム以外も勝負事というかアグレッシブというか、アウトドアが多い感じですね。

NaRu:小さいころから親が連れてってくれて、キャンプとかアウトドアが多かったので、自然とそうなりましたね。

──:ちなみにですが、iChiGoさんはゲームをされないと思うのですが、ご趣味は何かありますでしょうか?

iChiGo:美容関係とか好きで、それこそ肌が焼けたりするのが嫌で、スポーツやってるときもずっと長袖だったぐらいです。

こんなゲームがしたい

──:今後、こんなゲームが出たらいいなと思うモノってありますか?業界への要望と言いますか、プロゲームチーム運営者としてどう思っているのかお聞かせください。

iChiGo:身体動かしたいですね。それこそ格闘技とかサッカーとか。手元だけでなく全身を動かしてやれたらなーと思います。

NaRu:ゲームって感情的価値があると思っているんですよ。たかがゲームと言えど、現実では出来ないことができたり、出会いや発見があったり、魅力的だと思っているんですよね。そこにもっと感情的価値の高いものが入るといい、それこそ身体動かせたりとかリアルな体験というか、リアルに直結する体験が出来ればなと思いますね。

──:ということは、いずれはゲームスポーツとリアルスポーツの境界が曖昧になるぐらいまで行ってほしいと…。それこそプロゲーマーとプロ選手が同じ土俵でVRで戦うみたいな

NaRu:なってほしいですね。見てみたいです。

──:こんなゲームでeスポーツやりたいというのもありますか?…例えばですが、本職の方によるFPS大会とかレース大会とか。

NaRu:スパコンとか使わないと無理かもしれないですけど、スパコン使った恋愛シミュレーションゲームとかで対人スキルとか、AIを誰が一番口説き落とせるかとか、そういう大会面白いかもしれないですね。
まあ競技向けではないですけど、現実世界の延長のような世界をゲームで作って、現実と変わらない精度で対話したりとか、生まれてから死ぬまでみたいなそういうゲームしてみたいですね。

※ここで聞いていた別のスタッフが開発的な話をしだす。
スタッフ:もし作るとしたら、ディープランニングとか使ってデータをGoogle Driveとかのクラウドにアップして、ストリーミングゲームにすればいけるかも。

──:セーブデータ1人ずつ記録する場所の確保凄いことになりそうだし、何よりロード何時間かかるんだよ(笑)

NaRu:まあゲームに求めるのは、リアルもいいですけど、普通の世界では味わえない非現実感がいいですね。ゲームならではというか。それこそSAOみたいな。それこそ自分ではやるんだけど、リアルとは別の世界を生きているみたいな。

3章 – eスポーツについて

日本のeスポーツの将来はどうなる?

──:まずは昨今課題の山積みな日本のeスポーツの将来についてお考えを聞きたいと思うのですが。個人的にはようやく始まったなーという感じが、それこそ仕事になると海外で言われ続けてきたのに、ようやく日本でもそれが言われ始めてきたというか。その辺をお聞かせ願えればと思います。

NaRu:まず私が作りたいeスポーツの世界は、日本の選手が他のスポーツ選手のようにプロのアスリートとして生活できる基盤を作りたいと思います。実際に、大きな会社が運営してる団体はありますが、プロという名前でありながら無給であったり、賞金がなかったりする現状なので。もちろん勝負なので全員がお金バンバン貰えるわけではないですが、お金が稼げてお金が動く産業にしていきたいと思っています。

──:そうですよね。やはりいくら好きとはいえ、お金がもらえないと強い選手は育ちませんもんね。原動力や夢がないですから。

NaRu:お金がもらえるというのは責任感につながるので、質のいい選手が生まれるきっかけになると思います。しっかり生活できるのはまだまだですし、海外みたいに高級車乗り回したりとか夢が欲しいと思います。

──:私もeスポーツ競技は度々観戦するのですが、やはり海外を見てるとお金をもらっているわけで、そういうのを日本の選手が見るとモチベーションが下がってしまうんだろうなというか、気持ちの維持が無茶苦茶大変だなというのは何となく思うんですよね。

NaRu:人生逆転をかけてるぐらいの賞金がかかっているから闘争心が湧くわけで、買っても貰えないならそうなってしまいます。これは観客も関わってきて、賞金があるから盛り上がるんですよね。そこで何故お金が動かないかを調べたら、日本ではお金を全然ゲームに落としてないんですよね。まずファンがお金を使わないですし、仕組みがないので、全体の仕組みや認知度、魅力を伝えないといけない・発展させないといけないなと思います。確かに現状日本のeスポーツは発展はしてないのですが、発展してないという事はこれから発展するチャンスだと思っているので、価値はあると思います。親の世代とかはゲームで稼ぐなんて変だという意見も当たり前にあるんですが、時代は変わるし、競技は競技なのでいずれ変わると思いますね。

──:ちなみにファンがお金を落とさないという意見がありましたが、具体的にどういうところで感じています?

NaRu:ソフトももちろんですが、グッズ代とかですね。もちろん最近は動画が多いですが、ほとんどがゲームの動画見るだけで終わってしまう。会場にもいかずにコアなファンしか観に行かずにお金を使わない。それこそFPSゲームとかでも公式のゲーム内課金とかも、プレイ人口の割に落としてない。チームを応援したいというのも少ない。やはり大会も少ないですし、偏見も強いので、それも要因かと思っています。もちろんファンのせいだけでなく、面白い大会運営をしたりとかいう責任はありますが。

──:事実、海外ゲームとかだと、日本市場が価値低いと思っているのか、大会はないしローカライズもない、サービスも参入も遅れてるみたいなのはありますからね。

NaRu:今は広告収入がメインで、グッズは少ないですから。何より日本は放映権が少ない。逆にスポンサーは増えてきていて、日本企業がスポーツチームに投資したりとかはありますが、やはりファンが観てお金を落とさないから盛り上がらないというのはあると思います。

ゲームの学校が抱える問題について

──:eスポーツの専門学校についてはどう思います?

NaRu:最近は高校とかでもあるらしく、個人的には良いと思ってます。例えばサッカーなら1日4時間やっても練習で通るけど、ゲームを4時間やっても遊びにしか思われない。けど学校でやってたら学校為にやってるという体が生まれるので。それに学校が出来るとレベルが上がるので良いと思います。

──:ただ問題も感じているんですよね。例えば夢だけ与えて何もしないというか、元プロといいながら実際は何の実績もない講師が教えている学校とか、そういう体裁だけ整えたような学校によって夢を食い物にされるのではという懸念も感じてはいるんですが、その辺はチーム運営者としてどう思われますか?

NaRu:確かに病気や体力のリスクは他のスポーツ同様にあります。実際にゲームで依存症になってしまったり、生活や人生が台無しになってしまうこともあります。ただ、普通の学校でもゲームを持ち込んでいいよとすることで、学校へのモチベーションを高めたり、脱ひきこもりに貢献したりと、ある種のコミュニケーションツールになってきているのではないかと思います。ただ、スポーツ選手となるとeスポーツはまだまだ稼げないですし、何より選手寿命がとにかく短い。小さいころからゲームばかりしかしてない人も多いので、セカンドライフも難しい。そういう第二の道や環境が整ってかないと、学校でバンバン育成していこうというのは難しいかなと思います。

──:最も他の競技のスポーツ選手でもセカンドキャリアがうまくいかないというのは共通項なので、eスポーツだから〇〇とは思いませんが、スポーツ教室やスポ少のコーチであったり受け皿の少なさは確かに他より少ないと感じますね。ちなみに、元プロゲーマーによるストリーマーがセカンドキャリアで多くみられますが、どうなると思いますか?

NaRu:飽和状態になりつつあるので何とも言えませんが、ゲーム実況は人気ありますし、プラットフォームはもっと増えると思います。それに選手よりストリーマーになりたい人もいると思うので、それが増えた時にどうなるかは厳しいのではないかと。ただ、ゲームの魅力を伝える人は大事な存在ですし、なにより大会は常にやってるわけではないので、開催されていない時はゲーム業界を盛り上げてほしいと思います。いつまで続けられるかはわかりませんが…。それにゲームタイトルに依存が強く、タイトルがこければ終わってしまいますし、新作が出れば終わってしまいます。最近の開発ペースは速いですから。一本に絞るのは大変な気がします。

憧れの選手とは

──:eスポーツ選手になろうとしたということは憧れの選手がいたと思うのですが、eスポーツで憧れた選手、チームなどはありますか?

NaRu:今現状でクラロワというゲームもやっているのですが、けんつめしさんが好きですね。この方はクラッシュロワイヤルの日本初の選手と言われていて、企業スポンサーもついている方です。それで成り立っているのでかっこいいですね。
で、CoDでいうとRush Gaming所属のにこちゃんさんが好きですね。素直に好きです。あとは、Leisiaさんですね。この選手はユーモアがあって、試合中もカメラ目線で盛り上げてくれたり、それでいて実力も高いので。しかも所属チームに引き抜きで参加してる辺りがすごいですね。

──:選手の皆さんやはり若いですね。

NaRu:海外だと18歳ぐらいとかいますからね。FPSはとにかく寿命が短く、反射神経が大事だと思うので。この世界は30代ぐらいの選手で賞金バンバン取ってる方はいないのではないかと思います。
それに他のスポーツと違って、体調管理や食事が緩いところがあるので…。それこそ砂糖たっぷりの飲料飲んでたりとか。そういうフィジカル面で劣化が早いのかと思います。特に目の劣化は一番早いですからね。目は反射神経に関わるので…大事です。

──:ちなみにチームでいうと?

NaRu:CYCLOPS athlete gaming(CAG)さんが好きですね。地元のチームなのでやはり応援しています。

──:野暮な質問で申し訳ないのですが、チーム名に由来ってありますか?…最初聞いた時はもしかしてFAV Gamingさんをリスペクトしているのかなという印象があったのですが(笑)

NaRu:あれは偶然似てしまいました(笑)
あとから気づいたのですが、その時はチーム名を決めることに必死で、完全に忘れていました。チーム名には候補があったのですが、名前を決めないと活動ができなかったので、バンバン候補を出していた最中でした。
そこiChiGoが提案した”Aim for victory”という名前が気に入り、頭文字を取って付けました。しかし、あとから気づいたらFAVさんの存在があったことを思い出し、やっちまったなぁと思いました。リスペクトはあるんですけどインスパイアされたわけではないです。

iChiGo:私がゲーム全然知らなかったのでノリで(笑)

──:まあ似たチーム名はありますからね(笑)

eスポーツを盛り上げる新たな企画とは

──:脱線してしまいましたが、こんな企画でeスポーツしたら面白いんじゃないかというのはありますか?

NaRu:現状はシンプルな大会をやってるのですが、選手側からアイディアを頂いたことがあって、選手の方も普通じゃないものを求めてるというのは感じました。最近やってるクラロワでいえば、カード縛りで対決したりとか、レベルとデッキ同じという同一環境で誰が一番うまいかを決めたりとかは面白そうと思います。
また、企画ではないですが、我々は今オンライン大会がメインになっているので、今後はオフラインの大会を企画したいというのもあります。

──:シングルゲームを駅伝形式でやっても競技になりそうですよね。

iChiGo:それでいったら、この距離はゲームでレースするけど、ここからはリアルで走るとか。マリオしながらSASUKEやるとか(笑)

NaRu:SASUKEのプロとゲームのプロが対決するのはあったような(笑)

──:リアルファイトとゲームファイトを両立させるのも面白いですね。私が昔身内でやってたルールで、大会でやったらどうなるか気になるのがあるんですが、銃もナイフも禁止で地形に嵌めたり、落としたりして勝つFPSを否定したFPSみたいなのとか究極にバカな試合を見てみたいですね。…誰得ですけど(笑)

NaRu:確かにそういう企画ならゲームが上手い人じゃなくても、面白い人も出られるようになるので良いかもしれません。それにゲームをしていない人でも楽しめるイベントは今後大事になると思いますね。身内企画だとキルストリークの必殺技だけとか、グレネード投げ合戦とか。とにかく敷居が低く挑戦がしやすいのは大事になりますね。それにゲームの大会に出たことある人って意外と少なくて、社会人でも休日に参加できるような土壌が必要だと思います。それこそ運営組織のファンになってくれたら、大会も見に来てくれますし。

──:楽しいというのは根本ですもんね。

NaRu:楽しいからやるというのが大事です。最近思うのはやはりスポーツは機能的価値より感情的価値であるべきだと。純粋に面白い、もっと熱くなったり盛り上がれるものがやれたらと思います。

これからのAFvGamingとは

──:では最後に、今後の意気込みを聞かせてもらえばと思います。

NaRu:今後は自分たちで作ったAFvGamingをもっと知ってほしいですし、作った意味としてeスポーツのプレイヤーがプレイできる環境を増やしたり、活性化したりというのが一番の目標にしてやっていきたいです。
で、企業提携していただいたので、ビジネスとしてやっていくのはもちろんですが、ただ純粋に面白いというのを基盤に今後も活動していきたいです。

iChiGo:とにかく知名度はあげていきたいです。私はゲームに興味がない側の立場だったので、ビジネス面をとにかく伸ばしたいです。それにNaRuさんがゲーム中心で考えてるので、自分は冷静に運営を見ていくことができる。丁度いいんですよね。

──:ゲームの情熱をいかに発信する側と、収益面をいかに伸ばすかという側という感じなんですね。

NaRu:同じような人だと情熱だけになってしまうので。もちろん収益は考えますけど。とにかくAFvGamingを知ってほしいし、いずれは日本のeスポーツ全体を盛り上げて組織自体がコミュニティリーダーになっていければと思います。そしてブランドとしてファッションとかゲームだけに捕らわれずそういう面でも機能させたいです。ゲームだけでは終わらせたくないし、ゲームだけだったらゲームを他に広げられないので、全く知らない人にも認知されて呼び込めればと思っています。それにiChiGoがゲームを知らない側なので、知らない人の気持ちがわかるのが強みかと思います。eスポーツで生活できて、敷居を下げてもっと認知させたいと思います。

──:本日はありがとございました。これからも共にゲーム業界を盛り上げていきましょう!

日本のeスポーツの未来を真剣に考え、変えたいと動くお二人でした。
現状、日本では法律の問題などにより賞金が出ない又は少なかったり、職業として生活が成り立たないケースが多く、新しい仕事だけに社会的な立場が弱い傾向がまだまだ強いです。
ゲーム競技者の敷居が減ると同時に、偏見や生活苦が減り、1つのスポーツマンとして1日でも早く認められる社会になればと思います。
今回は実際にプロスポーツの世界に飛び込み、今では大会運営をしているというサイドからの貴重なインタビューを聞くことができました。本当にありがとうございました。

AFvGaming公式Twitterはコチラ
≫AFv Gaming Twitter

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