【ARK】ARKモバイルと通常版の違い・プラットフォーム比較
ARKのモバイル版が登場して益々盛り上がっている箱庭恐竜ゲーですが、多岐にわたるプラットフォームで展開されているタイトルです。今回はどの機種で遊ぶのがベストなのかを、ARKをアーリー版からプレイしてきた筆者が解説していきます。
プラットフォームでどう違う!?
今回は、「ARK: Survival Evolved」がプラットフォーム毎で何が違うのかを解説。
最も…結論を言うとPC版がオススメ
ココの筆者はパソコンゲー推しだからなぁ~とお思いの方……。
何故PC版が一番オススメなのかは以下を読んでいただけると詳しくわかるでしょう。
というわけで、各プラットフォームの解説をしていきます。
スマホ版
なんと無料!無料である!!
有料版で出来るコンテンツが無料で遊べるのは太っ腹!
またその他の課金アイテムとして、恐竜復活やブリーディング時間短縮などのアイテムがあります。
これらは手軽にできるモバイル版独自のシステムとなっており、数分放置してたら事故で死んでしまった…という時に使えます。
ただしチートも課金なので、不具合などをコマンドで解決できたら……と思う方は課金するしかありません。
このチートモードは、PC版のように自由に入力できるわけではなく、「神コンソール」というワンタッチでチートが使える機能になります。
神コンソールは現在1800円となっています(執筆時調べ)
当然無課金では、広告が時々表示されたりしますので、快適さを求めるなら課金をするのが良いでしょう。
デメリットとしては、建築物に制限がある事。恐竜をテイム(捕獲)できる数が限られるなどがあります。
また、PC/PS4などの通常版と比べ実装されている恐竜が限られており、PC版よりもバージョンが遅れているので常に最新ではありません。
個人的には、ARKモバイルは入門&ライトユーザー向けであり、本気で遊んでみたいという方はPS4/PC版の通常版を購入し、ガッツリ遊んでほしいと思います。
元々PCゲームだったものをスマホに移植しているので、容量は2GB近くあり重い。
しかも、動作自体も重く、古いスマホではクラッシュが多発します。
よってゲーム向きでないスマホでは、プレイできないかもしれません。
iPhone6以下では動かないのではないかと思います。一度インストールしてテストしてみましょう。
※iPhone5はタイトルが表示された後クラッシュしました。
Switch版
CS版で遊べることがそのままできます。
但し画質が非常に悪いです(スマホ以下)
その酷さはPC版の最低画質レベルで、この最低画質というのはポリゴン剥き出しのゲームをしているかのようなヌメっとした質感があります。
恐竜も泥人形のようで、個人的にこの画質でやるのは耐え難いと思っています。(PCユーザーは特に)
PC版の100GB以上ある容量を最適化した関係上、画質はやむを得ないでしょうが、画質は没入感に影響するので、コレに耐えられるかが肝。
しかも、元々複雑なオープンワールドなので、エラーも多発する模様。恐らく処理しきれていません。
アップデート頻度も遅い模様。
CS版なのでサーバーを自分で建てられないor有料サーバーが必要となります。
このプラットフォームはあまりオススメしません。
PS4版
PC版の中画質程度を維持。
PCより若干機能が遅れていますが、誤差の範疇かと。
流石プレイヤー人口が多いだけあって、開発側も丁寧に最適化している印象を感じます。
よって最適化されているので起動が速いです。
但し、処理の関係上、表示限界があります。
凝りに凝った建造物を作ると表示されなくなることも。
また、CS機独自のシステムとして、ローカル環境に他人を招待して遊ぶ機能があります。
但し距離制限があり、離れすぎると強制的にホストの傍まで転送されます。
個人サーバーを立てるにはレンタルサーバー制となり、有料です。
おおよそですが、月額約1,300円ほどかかるそうです。
サーバーの起動にはかなり時間を要するので、始める1時間前には起動がいるでしょう。
設定項目も少ないので、PC版に比べると融通は利きません。
XBOX版
元々PCと同じ原理なので、内容はほとんど変わらず。
但し、実機処理の為に制限がかけられている模様。
この辺りはPS4版と大差ありません。
PC版
画質自由。限界がありません。
PCの性能によっては一度に数千の恐竜を表示することも可能。
MODを導入可能で、好きなように拡張できます。
Steamワークショップにある何千というMODを、ワンタッチで自由に入れ替え可能。
エキスパンションマップに採用されなかったような、MODマップも沢山あります。
特大ボリュームですが、全てのDLCを含めた容量が100GB超という特大容量。
恐らく真っ先にアップデートが来るのがPC版だと思います。
デメリットは起動が遅い点。
CS機と比べ、立ち上がりは遅いですがその後は早くなります。
スペックによりますが、メモリを多く搭載していればキャッシュからの読み書きでロードは短縮されます。
また、タブレットPCなどのゲーム用でないPCではプレイは難しくなります。
SurfaceProやビジネス用ノートPCでもプレイはやめた方が良いと思います。
なにより個人サーバーの自由度が圧倒的です。
サーバーを自前で建てても別料金は発生しません。
何故なら、サーバーは自分のパソコンで建てられるからです。よほどの事がなければ、わざわざレンタルをする必要はありません。
個人鯖を始めるには「Ark Server Manager(通称:ASM)」というサーバー管理ソフトがあり、れを使うと事細かにゲーム設定が可能。
難易度、スキル上昇値、テイム時間はもちろんのこと……、レシピ書き換え、スポナー書き換え、エングラム変更、ゲームルール変更、MOD入りサーバー設定など、設定項目はとにかく無限大。
アイランドにワイバーンを出現させるなど、Minecraftのサーバーのように圧倒的自由度で鯖設定が作り込めます。
但し、サーバー設定にはある程度の知識と、管理する力が必要です。
当然ですが、サーバーとゲームを同時に起動することは、ゲーム本体を2つ起動しているのと変わらない処理を食います。
下手なPCでサーバーとゲームを同時起動すると、PCごとクラッシュします。
よって、低スペックPCの場合は、サーバーを立てるPCを別で用意しないとPCが処理落ちすので注意。
2台のPCを使うか、ハイスペックを有する方が鯖主となりましょう。
なぜ個人サーバーが重要なのか
なぜ、私がここまで個人サーバーを勧めるのか。
普通のプレイでは、公式サーバーでプレイするが、この難易度は複数人前提の設計となっています。
従って、難易度は高めであり、恐竜1匹捕まえるのに途方もない時間を要することに。
個人サーバーは、これらの設定を全て自分の好きなように弄ることができます。
例えば、テイム時間を10倍にしてサクサクプレイできるようにしたり、レベル上限を大幅に引き上げたり、恐竜の沸き数50倍にして島全体を埋め尽くしたり、制作レシピを書き換えたり、別マップの恐竜を出現させたり…といったことが可能です。
PC版に至っては、サーバーにMODのアイテムを含めることも、設定ファイルを別途で書き加えてルール自体を変更することもできます。
要は自由。
CS版は個人サーバーを立てるには、有料サービスを使ってサーバーを借りなければいけません。
PC版は自分のパソコンのHDDがまるまるサーバーになるので借りなくてもよいですが、処理できるスペックと管理能力がないと動きません。当然全体公開するならチート対策も各自でやらなければならないでしょう。
もっとも個人サーバーは身内で遊ぶように、好きなように設定を作り替えるのが主なので、全体公開することはあまりないと思いますが、もしそうしたいらなそれなりの知識は必要です。
私は身内で遊びやすいように設定したかったので、ARKがアーリーアクセスで発売された当初から自前サーバーでプレイしています。
元々Minecraftのサーバーの様な自由度で遊びたかったのもあったのですが、公式サーバーは時間的にもバランス的にも正直合わなかった為、個人サーバーに即座に切り替えました。
しかもゲームをする時間は個人個人で限られるし、自分たちのライフスタイルに合ったサーバー設定で快適に楽しめるのが、個人サーバーの魅力です。
個人サーバーなら公式設定が合わないからつまらない……ということにもなりません。バランスが悪ければコチラで書き換えてしまえばいいからです。
ARKは箱庭ゲーです。無理をして公式設定で遊ぶ必要などありません。
というわけで、ARKをガッツリ遊ぶなら、ぜひとも個人サーバーで思う存分遊んでほしいと思います。
※サーバー設定については別途解説
オススメのサーバー設定はこちら
まとめ
オススメ順は――
『PC>XBOX>PS4>スマホ>Switch』
スマホは入門向けに最適なので、気になったらまずはスマホ版を。
スマホ版はかなり出来が良いし、元々がPCゲームですので自由度や機能は抑えながらもボリュームは満点。
その後、ガッツリ遊びたくなったらPC版やPS4版を買いましょう。
サーバーを自分で設定・管理して自由度を求めるならPC版が一択。
PC版は自前サーバーになるのでサーバー代はかかりません。
この広大で自由な箱庭を100%楽しむために、このゲームを気に入った方には是非ともPC版で遊んでほしいです。
(出典:Studio Wildcard/ARK Survival Evolved/ARK Survival Evolved Wiki)
ARKのオススメ記事はコチラ
ARKの攻略・情報・コラム記事のまとめはコチラ
参考価格:¥5,150~7,480(執筆時調べ)
ジャンル:サバイバル、オープンワールド、アクション、恐竜、SF
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