家具をドット絵で立体的に描く方法【ドット絵講座】

J.Stone J.Stone

ゲームと言えばマップやシーンは必ず作りますが、その中の1つが内装です。内装には家具が欠かせませんし、身近にある観察材料なので今回は家具を描いてドット絵の練習をしていきましょう。

内装作りをしてみよう

屋内の内装を作るのはゲーム制作に欠かせません。
RPG、アドベンチャーなど、大抵のどのジャンルにおいても屋内のシーンは必ずと言って良いほど登場しますね。
そこで、今回は今まで描いてきた立体の知識を元に、家具を描いてみましょう。

家具を色々描く

いよいよ実践らしくなってきました。
今回は横スクロールの二次元的な絵作りを目指して作っていきます。「Terraria」や「Starbound」のような感じですね。
描き方の部分については前回、前々回でだいぶ解説してきたとおもうので、重複する部分は省略していこうとおもいます。
今回は普段の筆者のタッチで描くので、輪郭線は付いていません。輪郭線が合った方が好きな人は付け加えてくださいね。

前回の記事はコチラ

机を描く

家具と言えばとりあえず机。机がないとパソコンも置けません。メシは……まあ床でも食えるでしょう。パソコンを置くためです。はい。

①シルエットを描く


まずシルエットを描きます。脚のある机をイメージして描きましょう。こんな感じでしょうか。

②色をつける


次に色と影を付けましょう。脚の部分を暗くしてみました。

③立体的にする


立体感を出したいですが、手打ちするのは面倒です。
そこで、②で描いた絵を複製して、適当な位置に移動させます。すると、4本足がある奥行き感のある感じになりました。


ここから影色を入れていくことで、ズレることなく立体感を出すことが出来ました。
全部手で描いていると、ピクセル数の間隔がバグってきてズレたりするので、コピペを多用しましょう。特にこういう直線的な立体は手動よりコピペのが早いです。

④加筆する


更に机っぽくブラッシュアップさせました。脚の補強をいれたり、天板を丸めたり、影を濃くしてみたりと好きなように弄ってみましょう。
とりあえずこれで机は完成です。

椅子を描く

同様に椅子も描きます。手順は机の時と同じです。
シルエット→影→コピペで立体→加筆…の流れです。

①シルエットを描く


真横からのシルエットを描きます。慣れてきたらシルエットの状態でいきなりベース色を乗せても構いません。何度も言いますが、適当に色を決めても後から修正できますから。

②立体的にする


コピペを多用して立体感を出します。この椅子では3つ並べました。レイヤー構造になっているので、裏にある絵の色を暗くすれば、そのまま影になります。

③加筆する


形を整えて完成です。


あとは、向きを変えたものを作ったりしました。②のコピペの際に逆の方向に伸ばしていけば反対向きが描けます。(■■□…こういうような事。黒が影)

④遊ぶ


出来上がった絵の色味を変えてみたり、重ねたりして遊んでみましょう。重ねたり連結したりすることで意外なズレにも気づくことができます。


机と合体させてダイニングを作りました。実際にゲームに落とし込んだ時のイメージが出来上がってくると思います。

棚を描く

お次は棚です。家に収納がないなんておかしいですからね。とりあえずシンプルなタンスを描いてみましょう。

①シルエットを描く


まずはお馴染みのシルエットです。四角で作ります。

②線画を描く


引き出しを作らなければいけないので線を描きます。今回は3段にしてみました。デザインが気に入らなければ両開きでも構いません。

③立体的にする


机や椅子はコピペしましたが、今回は四角なので普通に真四角のブラシで影部分を塗って終わりです。複雑な形状でなければ手で塗った方が早い場合もあります。

④加筆する


真四角だと寂しいので加筆して生活感を出します。
引き出しが出しっぱなしになっていたり、本を置いたり、観葉植物を置いたりと、小物を配置することで没入感を高めていきます。

パソコンを描く

お次はパソコンを描きます。家電がないと現代的な家にはなりませんのでね。
パソコンが嫌な人は別にテレビでも構いません。筆者はパソコン野郎なので――。

①シルエットを描く


まずディスプレイから。シルエットを取ります。説明不要なほど実に普通のディスプレイです。

②色を塗る


ディスプレイなので液晶を入れたり、影を入れたりします。リアルな色遣いを目指す必要はありません。デフォルメなのでそれっぽく見える色を置きましょう。

③立体感を出す


厚みを持たせて立体感を出します。コピペでも手書きでもどっちでも構いません。立体感が出たらディスプレイの完成です。

④本体を描く


最近はディスプレイ内蔵型のPCもありますが、筆者はパソコン野郎なのでデスクトップPCを描きます。
基本は四角なので線画でそれっぽく見せます。今回はケーブル類は描いていませんが、ケーブルぐちゃぐちゃな生活感を出したい人は描いても良いです。

他にも家具や小物を描いてみよう

とりあえず机、椅子、パソコンは描けましたよね。せっかくなので他にもいろいろ書いてみましょうか。例えばベッドとか……。

ベッドを描く


こんな感じでしょうかね。布団がズレている感じにして生活感を出しています。めんどくさい人は布団なしでシーツ剥き出しでも良いです。ベッドに見えることが大切なので。


サイドテーブルも描いてみます。フロアランプを置いてそれっぽくしました。目覚まし時計とかでもいいですね。

観葉植物


部屋に緑があると殺風景な感じがなくなるので、描いてみましょう。木の幹を適当にブラシで描いて葉っぱをつけます。それっぽければいいので、適当に描きます。

ハンガーとか


服を着ない人間はまずいないと思うので、ハンガーとかも描きましょうか。壁にかけておくだけで生活感が出ます。
もうプラスアルファしたい人は服でも描いて吊るして見ましょう。


服を描きました。シルエット的に描いてて面白いのでレディース服にしました。

身近な家具をたくさん書いてみよう

今回は家具を沢山描いてみましたが、まだまだ家具はあります。家具は身近にありますし、必ず皆さんが使っている物なので観察しやすい対象でもあります。これらをデフォルメしてドット絵に落とし込むことで、デフォルメの感覚と観察眼を身に着けていきましょう。
今回私が描いた絵や、他の方が作ったゲームやドット絵などを観ながら、こう表現すれば良いのか、こう描くのもアリなのかというのを学んで、実際の絵に取り入れてみましょう。どんどんトレースしてみてください。

次回はこれらの描いた家具を使って、部屋を作ってみようと思います。
お楽しみに!

ゲーム制作講座まとめはコチラ

ピクセル百景 現代ピクセルアートの世界 (日本語) 単行本(ソフトカバー)
詳細情報

参考価格:¥2,970(執筆時調べ)
ドット絵の引き出しを増やす本。

Adobe Creative Cloud フォトプラン(Photoshop+Lightroom)
詳細情報

参考価格:¥11,760 円/年(税別)(執筆時調べ)
本格派、筆者利用のソフト。Photoshopのみを利用する場合、フォトプランの利用が単体プランよりも安く使えます。年払い、月払いともに980円ですので、使用の状況に合わせて選んでください。

    この記事をシェアする

コメント/情報提供

コメントを残す

「ドット絵」の関連記事

「ゲーム制作」の人気記事
創作・クリエイティブのカテゴリ一覧