【PixARK】ARKの世界がブロックに!?ARKシリーズのスピンオフ作品が登場!

J.Stone J.Stone

今回はARK:Survival Evolvedの派生作品であるPixARKをご紹介。
2018年3月末にアーリー版として発売開始したPixARKは、マインクラフト+ARKという雰囲気を持つサンドボックスサバイバルゲーム。
恐竜を育て、冒険をしながら町を作ったり、農業をしたりと幅広い遊び方ができるのが特徴。

ARKシリーズのスピンオフ作品が登場!

あの恐竜島サバイバルゲーム『ARK:Survival Evolved』のスピンオフ作品が早くもアーリーアクセスとして登場した。
その名も…

『PixARK』

ARKシリーズは謎の恐竜島で突如目覚めたプレイヤーが、その島や世界の謎、そして恐竜が生息する弱肉強食の世界で生き延びることを目指すオープンワールドの超フリーダムなサバイバルアクションゲーム。
そのARKの世界が、より遊びやすいブロック状になったのが『PixARK』である。

PixARKは本家恐竜や登場する制作物はそのままに、更にファンタジックな世界を融合したゲーム内容となっている。
マインクラフトのような採掘、建築要素に、ARKのテイム要素や冒険要素が加わったといってもよい。
(マインクラフトの大型MODである”黄昏の森”に近い雰囲気も持つ)


キャラクリも幅が広がっている

そして、本家ARK:SEではできなかった地形の変形を行うことができ、より遊びの幅が広がっている。
鉱石などは辺りに設置された石などを壊すのではなく、実際に地下に潜って目当ての素材を採掘したりできる。
更に、本家ではなかった銅や魔法鉱石などの多様な素材が増えており、クラフトの自由度は増している。
もちろん、本家の装備たちや、ハクスラゲーの如く行われる救援物資回収やダンジョン内のお宝回収要素も残されているが、ダンジョンはランダムで自動生成され、より攻略性が増している。
家具類も増え、ダンジョン限定の家具もあり、この辺りは「テラリア」や「ポータルナイツ」などのサンドボックスゲームを彷彿させる。



本家と比べ、建築は非常にやりやすい。内装も充実。

ARKをよりライト向けにしたのがPixARK

本家ARKは広大なフィールドとそのグラフィックで没入感を高めており、恐竜の迫力も相当なものだ。
だが一方で、ローカルサーバーを作らないと公式サーバーではハードすぎてまともにプレイできない…という問題もあった。
PixARKはその点、非常にライトな作りになっており、要求される素材からテイム時間、PvPでの一方的ななぶり殺しなどが改善されている。

特にPvPサーバーでは、準備期間と合戦期間が分かれており、合戦期間外での相手陣地への攻撃は破壊はできなくなっている。
また、ARK:SEであった物理演算による地形ハマりなどのバグや、謎死などもブロック状であるためほぼないといってもよい。
テイム効果なども廃止され、シンプル化されているので、そういった意味でPixARKは非常に遊びやすくなったARKといっても過言ではない。


一部恐竜は手渡しテイムへと変更となり、快適さが増した。

更に良いのは、マップ単位で世界が分離していない為、いちいちサーバーを立て直す手間なく別のバイオームに赴くことができる点。
ARK:SEではアイランド、センター、スコーチド、ラグナロク、アベレーション、今後登場の新マップ…と全てが分離しており、行き来が出来ずに非常に不便であったが、マイクラ式のランダムマップ生成であるので全ての世界を1つのサーバーで楽しむことができる。ダンジョン、制作物、恐竜などすべてが1か所なのは非常に楽しい。


右クリックで対象のステータスをスキャンできる機能が付いた!

アーリーアクセス版だけあって不満は残る

だが、その一方でまだまだ改善点は多いのが現状である。
まず、このゲームの登場が比較的まだ新しく、ASMなどのサーバー設定ツールがまだ存在しない。
よって、詳細なサーバー設定を作ることができず、尚且つ一部設定が反映されないなどの不具合がある。
当然MOD開発ツールも公開されていないので、MODも使えない。

また、ARK:SEよりも恐竜毎の個体差が激しすぎて、序盤の恐竜が終盤まで使えなかったり、一部が余りにも強すぎて、正攻法の戦いでは勝てなかったりといったARKらしいバランスの悪さもある。
AIの挙動不審な点もまだ多く、マウントさせた恐竜やペットが勝手にどこかへ行ってしまったり、謎の挙動をしたりと…改善点は多い。
更には、銃弾などの消耗品のクラフトコストや家電の開発コストが高すぎる一方、便利すぎる魔法や一部ツールが低コストで使えてしまうといったバランスの悪さもある。
そして、まだまだ開発途中にある為、至るところにバグがあったり、やたらとロードが長かったりといった初期のARK:SEのような状態で、最適化はまだまだ必要と感じる。
(ただ、これらはアーリーアクセス版の為やむを得ない事。)

PixARKは本家がテリジノサウルスなどを実装する前の状態をベースにしているので、今のところ最新版ARKの恐竜やツールは実装されていない。
現状はフィードバックを兼ねて遊んでいくのが望ましいだろう。
だが、将来性は期待できるゲームだ。


エレメンタル系エネミーも健在!

PixARKのメリット・デメリットまとめ

PixARKをプレイしてみて、現時点で思った利点・欠点は以下のような感じでしょうか。
(※この内容は2018年4月末時点での感想です)

メリット

  • 地形変形ができる為、自由度が格段に高い
  • 建築が快適且つ楽しい、家具も豊富
  • 建築物の再設置が可能
  • 世界が1つにつながっているので、マップ切り替えの手間がない
  • 魔法などのファンタジック要素の追加
  • 使える武器などの幅が広い
  • ARK:SEと比較してスペックがさほど必要ではない。動作が軽い。
  • 公式PvP要素の改善がなされている
  • 建築物保護のシステムが備わっている
  • クエストシステムがある
  • テイム効果が廃止されシンプルに
  • 恐竜をアイテム化してしまっておける
  • 死んでも手持ち分だけはロストしない。ロスト後の消滅時間が非常に長いので回収が容易
  • テイムが短い(1匹12時間とかそういったマゾい要素がない)
  • 全体的にマゾい要素が薄い。遊びやすい。

デメリット

  • サーバー設定の多くが機能しない
  • バグが多い
  • MODにはまだまだ未対応
  • 制作物が増えすぎて逆にわかりづらい
  • 恐竜の個体差が激しく、一方で特性が薄い
  • 本家実装の恐竜や武器などがまだまだ実装されていない
  • 一部のツールが便利且つ強すぎる。一方、重火器はコストが高すぎる
  • ロードが長い、チャンク読み込みが遅い
  • バイオーム毎に難易度がわかれており、難易度変化が激しい
  • 気候変動が激しく、寒暖差が非常に激しい
  • 交配などのブリーディング機能は未実装
  • コモン装備が非力
  • 本家よりも人間が非力
  • バランスの悪さは健在
  • UIなどが本家改善前の状態(結果見づらい部分がある)
  • 本家のボリュームにはまだまだおいついていない
  • 日本語化対応はまだない

PixARKはライト向けで遊びやすいサバイバルゲーム

PixARKはアーリー版でありまだまだ不具合が多いが、将来性を感じるゲームである。
本家ARKよりもボリュームはまだまだ少ないが、現状でもどういう方向性を目指しているのかは間違いなく体感できるだろう。
(アーリー版はそもそもバグ前提で遊ぶことが条件である為、この辺りは自己責任である。)

現在はPC版のみだが、XBOX/PS4/Switchと対応する予定。
お値段も2500円とお買い得。
クラフトとサバイバルを両立させるならばPixARKはオススメできるゲームだろう。




様々な世界が広がるPixARKの世界を得とご堪能あれ!

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