テレワークでメンタルを維持する6つの方法

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テレワーク(在宅勤務・リモートワーク)ではメンタルコントロール及び体力維持が非常に重要。この2つが勤務を継続させ結果をもたらすと言っても過言ではありません。今回は在勤・デスクワークというインドアを極めし筆者が、最も効果のある方法をご紹介。

テレワークは自己コントロールが不可欠

ウイルス騒動によってテレワーク(在宅勤務・リモートワーク)が浸透してきましたが、長年通勤していた方には調子が狂う事も多いかと思います。
そこで、今回はテレワークでモチベーションやメンタルを維持するにはどうしたらいいのかという、当サイトにしては割と真面目な内容をご紹介していきます。
題して…「もしもテレワークをしなければならなくなったら」

在勤でイライラをため込まない為にメンタルコントロールをする方法

在宅ではストレスコントロールからスケジュールまで全て自分で維持しなければなりません。
テレワーク最大の敵は己です。己と戦う事がテレワークの大半ではないかと思います。
そこで、今回は日頃実践してる6つのメンタルコントロールをご紹介しましょう。
※ちなみにインドアな趣味の方でも使えるかと思います。

仕事時間とプライベートをきっちりわける

絶対的な方法はこれです。
在宅仕事ではオンオフの境界がありません。よって、自分で定めなければならないのです。

そこで必要なのが、仕事時間を確実に定める事です。
在宅仕事でも通勤勤務の方と変わらないリズムが何より不可欠であり、環境が変化しない故によりキッチリとした切り分けが必要になります。
例えば、

  • 仕事時間は必ずタイマーやアラームをセットし、終業時間を定める
  • 9時~5時、12時~6時など、集中力を維持できる且つ無理のない勤務時間を変動なく決め、それを維持する
  • 仕事中はプライベートを持ち間内為に、PCアカウントを切り替えたり、部屋を変える
  • 仕事が終わったら何があってもスマホに出ない
  • もうちょっと進めようを一切止める(習慣化するとダラダラ残業に発展する)

など、これら規則を定め徹底します。
特に、オフへの切り替えが重要で、これを怠ると疲労が溜まり効率が落ち、ダラダラ勤務へと発展します。
なので、仕事時間が終わったらどんなに残っていてもストップする勇気と図太さが、在宅仕事を維持するのに重要ではないでしょうか。
日本人は特に生真面目なので、終業後も対応してしまいますが、生真面目と結果はイコールではありません。むしろ反比例することの方が多いです。
なので、仕事が残っていても、終業時間になったらスマホを切って平気で宅飲みしてしまうような神経を作り上げることが大切です。(マジ)

また、勤務時間は自分のペースで定めるのが重要であり、世間一般の求める8時間労働を無理に課す必要がありません。
言い換えれば、結果が出してナンボなので、4時間労働で最大効率が出るなら4時間勤務でも良いのです。

在宅勤務の方がカフェで仕事をすることが多いのは、切り替えのためというのが大きいですが、今回の様な自粛要請下では難しくなります。
自分で出来る最大限の規則を設け、オンオフを確実に定めることが重要です。
これがまず初めに必要となり、且つストレスを貯めこまない基礎の1つです。

服を着替える

上記の補足のようでもありますが、気持ちの切り替えには着替えも大切です。
通勤と在宅ではこれが大きく違い、着替えが一つのスイッチにもなっています。
通勤ではスーツに着替えるなどの行為によって徐々に朝のだるさから仕事モードへと切り替わっていきますが、在宅でもこれらルーティーンを作らなければなりません。
よって、在宅でもスーツや仕事着に変えるなどはスイッチのオンオフを切り替えるのに非常に効果的です。
これに加え……部屋を変える、仕事前に決まった朝食や飲料をとる、ストレッチをするなどのスイッチの切り替え方法もあります。

がんばらない

がんばることは美徳でもなければ素晴らしくありません。
在宅での仕事を維持するならストレスをため込まないことが大切ですが、がんばらないことも維持に必要となります。
これはダラけろと言っているのではありません。要は全力疾走をしないということです。

仮に、老後までこの勤務形態が続くことを考えると、全力疾走ではいつか疲れ果てます。
在宅では隣に代わりはいないので、自分が折れたらその時点で終わりです。
よって5,6割の力でやるのがベストであり、そのために頑張らないことが大切なのです。
上記で取り上げたマイペースな勤務形態や、スマホ切ってオフに徹するというのも、このがんばらないを維持するための方法につながるのです。

がんばらずに楽をして、合理性と効率を求めましょう。

スケジュール管理を徹底

がんばらないとはいっても、在勤は常に自分しかいないので手を抜きがち。
楽に仕事をしても手を抜きすぎてはいけません。
特にスケジュール管理はオンオフ切り替えに必要な勤務時間を維持すために重要であり、誰も叱ってくれない在宅仕事では最重要課題です。
よってカレンダーやメモ帳、エクセルなどを使ってスケジュールを常に余裕を持って管理する必要があります。
無理をしないために余裕を持ってスケジュールを組みましょう。余裕をもってです。

ギリギリのスケジュールは自分を追い詰め、がんばらせます。結果残業が始まり消耗します。
時間が余るぐらいの余裕をもってスケジュールを組み立てましょう。

そのためにはまず、自分の仕事がどれぐらい時間がかかっているのかを計測しておくのも手ではないでしょうか。
オススメは、1つの作業に対して、作業開始と終わりをタイマーで測り、その時間をリストアップすることです。
自分の作業時間を数値化できれば、数字でスケジュールが管理できるようになります。
在宅勤務始めたての方、お手元にタイマーを用意してみましょう。

朝昼晩をしっかり食べる

なまけがちが在宅勤務は、通勤と比べ体力がやはり落ちます。
その1つに習慣の悪化がありますが、同時に食生活の乱れや食欲の低下が挙げられます。
運動量の低下、習慣の低下、集団意識の低下により、食事はおろそかになりがち。
ランチタイムに周りがいないせいで、量が減ったり、同僚と食堂に行く機会が無くなって量が落ちたりというのはあるのです。

食事は体力の基本。面倒がってインスタント麺などで昼を過ごすのは良くありません。
必ず食事は栄養バランスを考え、通勤時以上に気を使いましょう。

どうしても時間がない人は、ご飯に味噌汁と生卵でも良いです。
夜の間に全て準備しておく、1週間の食事をタッパーで冷凍しておくという事前準備も良いです。
効率の良い食事に興味があれば、また別で解説したいと思います。(そういう声があれば)

ガチで栄養バランス考えたい人にはこういうのもオススメ。

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運動をする


出典:プレデター

筋肉は正義とはよく言ったものですが、正に正義です。
筋肉は愛と平和と健康を呼び込む究極のツールです!

…ふざけてるように思いますが、割とマジです。
なぜなら通勤が無くなるので運動不足は一気に加速し、体力は落ちます。
日課として運動を取り入れないと恐ろしい勢いで体力が落ち、これは年齢を重ねるほど早くなります。
同時に体力を回復させるにはかなり無理を伴い、年齢が高いほど体力は戻らなくなります。
よって最初からスケジュールに導入しておけば、その後楽です。

また、運動をするとデスクワークで陥りがちな肩こりや腰痛も解決されます。
血行が良くなることで血色も良くなります。
腹も減るので食事の習慣も改善され、3食食べるようになります。
汗をかくので風呂も入りますし、宅飲み勢はビールも旨くなります。

運動は20分程度で充分だそうなので、ウォーキングとラジオ体操、ストレッチなんかをしていればすぐに終わります。
映画見ながら1セット、音楽聞きながら近所をひと歩きでもいいと思います。
特に、ラジオ体操は効きます。舐められていますが、あんな10分でできる割に効く合理的なストレッチはありません。

ただし、運動は間違った方法で適当にやると逆効果になるので、効果的な運動を求めたい方はこういったプロのアスリートが使う理論をまとめた本などを参考にすると良いと思います。

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体力トレーニングを専攻する学生が知っておくべき科学的基礎理論などを、豊富な図表・写真を用いて易しく解説するテキスト。

…といっても、たいていの人はやりませんので、ちょっと脅しをかけておきましょう。
運動してないと在宅勤務5年ぐらいでガタが来ます。まず顔が青白くなって肩こりで腕があがらなくなり、スーパーに行くだけで疲労が溜まり、慢性眼精疲労で目つきが恐ろしくなります。最悪病気になっても知りません。死にたくなけりゃ運動しろ。
動け!動け!クソ動けー!(フルメタルパニック参照)

…というわけで、手遅れになる前に運動は習慣化しましょう。(体験談)

まとめ

がんばらないでスケジュールを徹底しながらオンオフ決めて運動してメシを食おう。あと寝よう。

一見ふざけているように思えますが、同じことを続けて結果を出し続けることに関しては人より多くやってきているので、割とこれが真理だと思います。
ニッポンでは頑張ることを美徳とするよくわからない意識がありますが、継続をする際に一番いらないものは頑張る事です。
その上で、オンオフを定めることでストレスを発散する時間を確保し、運動と食事を怠らないようにすることで体力を維持できます。
たった数ヶ月では効果が分からないかもしれませんが、数年、数十年この形態を続けるならば早いうちから心構えと習慣を持っておくと後々有利になります。
病気になると取り返しがつきません。想像以上に戻りません。くれぐれも命が1つで、体力とメンタルが有限ではないことを理解して在宅ワークをしてほしいと思います。

補足:健康診断も自分で参加してやったほうがいいですよ。市町村で補助でるやつもあるので。(各市町村ごとにチェック)

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